菊花賞

　今年は、春の2冠(皐月賞・ダービー)を制覇したオルフェーヴルが出走します。過去、14頭の春の2冠を制覇した馬の内、
(1)2冠制覇後、2000m以上のレースのみに出走している
(2)秋の緒戦でダービー出走組に先着を許していない
(3)(2)の緒戦でダービーの実質2着馬との着差を広げる結果で菊花賞へ向かった馬
の3条件を満たす春2冠馬は、1984年のシンボリルドルフのみである。
よって、◎オルフェーヴルの3冠は、『春の実績組とのリードが尚更広がった』と判断出来る。
この際、2着のヒモ候補は、皐月賞・ダービーの3着以内の非2冠馬は絡まない。
難儀な2着のトレンド穴馬は、特に2000年以降の早期化開催では、
(1)過去に500万以上の条件レースで、新潟芝2200m?2400m・阪神芝2200m以上の内回りで3着以内
(2)そのレース近でラスト3角?4角で最低でも1頭以上抜きながら上がり2位以上で後続に差されていない
の2条件を満たす馬をピックアップします。