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2016/10/24 17:48

今年はカオスな菊花賞(レース前)その弐

 次に騎手の観点から見ると、五大クラシックの中で騎手のリピート率が高いのが桜花賞、低いのがダービー、残りの皐月賞、菊花賞、オークスは似たり寄ったりです。2000年以降鞍上がリピーターだった菊花賞馬はエアシャカール、ディープインパクトの武豊、ゴールドシップの内田博幸の3頭のみでして、以上の二つの条件に当て嵌まるのは以下の5頭-ミライヘノツバサ(13番人気)、コスモジャーベ(14番人気)、イモータル(16番人気)、アグネスフォルテ(17番人気)、ジョルジュサンク(18番人気)です。午前中の時点での人気なので、最終は変動するかもしれません。
 皐月賞は2000年以降でノーリーズン、ダイワメジャーの2頭が二桁人気で勝っていまして、ノーリーズンは15番人気ですからね。菊花賞の勝ち馬では、直近はヒシミラクルの10番人気ですが、歴代となると伝説ともいうべき'62年のヒロキミでも13番人気でして、以降はTTGの一角'76年のグリーングラスが12番人気、最低は'81年のミナガワマンナの14番人気になります。ヒロキミなどは、キタノカチドキの年('74年)の『日刊スポーツ』の菊花賞特集号で、菊池寛の『競馬読本』から引用してまで、「どう推理しても、勝つことを予測出来ない」馬とされていました。何ともカオスな菊花賞ですねぇ。コスモジャーベに一言申せば、菊花賞馬である父のソングオブウインドは既に種牡馬廃用の筈で、祖の父がダンスインザダークというのもミソですぜ。まぁ、鞍上がリピーター(四位洋文)のレッドエルディストと言っておく方がまだましですね。職業的競馬コラムニストがこんな結論出すと、「あほか!」になるでしょう。関西土着の野次馬競馬ファンだから書ける訳ですね。

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