今日はセントレジャー！目出度いな〜2016(二)

　1番人気のIdahoは英ダービー3着、愛ダービー2着、グレートボルティジュールSの勝ち馬という、セントレジャーの定番キャリアで、父Galileo,母父Danehillという此れも定番のニックスの馬。今年のセントレジャーはすんなり勝って仕舞うと思わざるを得ない状況でしたね。話は変わりますが、来年の英ダービーのアンティポストの1、2番人気も現時点ではGalileo産駒で、期待のFrankel産駒の活躍馬が牝馬に集中しているのが原因と思われます。数世代経過してこの傾向が続くと、Frankelも単に｢牝馬優位種牡馬｣で終わりますね。Galileoも今年で18歳、Montjeuは既に4年前に死亡して、直系の孫世代から大レースを勝つ様な活躍馬も居らず(牝馬のTreveは父系ラインの継承の対象外)、Sadler'sWellsの系統は4〜50年後に消滅している確率も其れなりに高いと思われます。
　Idahoの父Galileoは初年度からSixtiesIconがセントレジャーに勝ってますが、母父のDanehillは直系子孫から3頭のセントレジャー馬(ArcticCosmos、KingstonHill、SimpleVerse)を出していても、自身はセントレジャー馬の父や母父にはなっては居らず、そろそろなっても良い頃かもしれません。
　若しIdahoが負けるなら、勝つのは2〜4番人気のMuntahaa、Housesofparliament、SwordFighter迄と思いました。
　去年からニコニコ生放送でセントレジャーを見てますが、現地の放送局が番組の初めに流す競走馬の視点によるスタートからゴール迄のシミュレーションのCGでは、多少の起伏は有っても其ほどきつくは感じませんでした。