島田さんのコラムに血液型の話が載っていた。

私はみーはーなアホちゃんなので血液型の話に興味がある。
人間の性格が４つに分けられるものかどうか、についてはわからない。
でも面白いとは思う。
幽霊はいるかいないか、ＵＦＯは実在するか否か。
「いるかもしれない」「実在するかもしれない」と思ったほうが
思考にスキマができて楽しい、というのとちょっと違うがちょっと似ている。

星占いや姓名判断にも凝ってたことがあるから、どんだけミーハーか。
馬の血統に凝りだしたのも、きっと本質的にキリモミ型ミーハー？だからだ。

それにしても、デムーロＡ型、ルメールＢ型なのに驚いた。
逆だと思ってた。てか、ルメールはＯ型に見えてた。
日本のＢ型は真面目な人でもときどき明後日の方向にスイッチが入って周囲がひいてしまうことがあるし、「めんどくさい」と思ったら周囲との軋轢を若干気にしつつ行動は気にしない方向で走っていく。
逆にＯ型はなんだかんだ言いながら調整弁がきっちり働く。
ルメール、ああ見えて実は「空気を読む」のに不器用なタイプか。

それと、私の観察では、
Ｂ型は島田さんが書かれたように『物事を「勝ちか負けか」、周囲を「敵か味方か」に分けて、それを力にする』…わけではないように思う。
もし血液型による性格分類が有効だとして、
私的感触で言うなら、Ｂ型は刷り込みがめちゃめちゃ有効な血液型。
古くは小林まことの『I am マッコイ』の松恋、やや古くは神尾葉子の『花より男子』の道明寺、
あれが漫画キャラ化させたＢ型男の典型例ではないか。
つまり、Ｂ型は我の強い犬のようなもの、というのが私の見方だ。
Ｂ型には規則ルールの観念的強制は有効ではない。Ｂ型には、自分の気分や感情にとって「それ」が具体的に何をもたらすか、が大事だから、社会的な観念が理解しがたいし想像もしにくい。他者の感情感覚も「言われるまで」わからない（言われたら「そういうものか」とわりと簡単に納得するのもＢ型。だからと言って行動を変えるかというとそうでもない。知性の高いＢ型は行動を変えなかった時と変えた時とに発生する「めんどくささ」を比較して「めんどくさ度」の低いほうを選択する）。
何しろ一番大きな基準は、それまでの人生の感情的経験によって刷り込まれた好き嫌いと「自分が楽しいか楽しくないか」。誰か相手に対して気遣いをするのも「今、この瞬間の自分がそうすることが気持ちいい」からか、あるいは相手が「自分にとっての師、尊敬できる相手、恩義を感じた相手」だった場合だ。特に後者の際は「そこまでやるか」な忠犬的一点集中ぶりを見せる。
内田騎手に対して島田さんが感じた印象も、たまたま内田騎手のそうしたＢ型らしさがあらわれてただけのような気がする。