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2021/10/26 21:25

340kg台の小さな牝馬のこと。

その馬はかつて中2Wで菊花賞に出て5着になった。
前走は1勝クラスの阪神芝2600mに出走して勝利。
3歳牝馬が急坂のある阪神芝2600mで2分37秒0に迫るタイムで勝つなんて滅多にない、どころか素晴らしいことだ。
つまりその馬は素晴らしい馬なのだ。

しかし困ったことに(個人の感想です)、生産者でもある馬主さんがこの結果に前のめりになってしまった。
いや、菊花挑戦は別にいい。牝馬、超小柄、中2Wという三重苦を背負っての挑戦ではあるが、馬主さんには馬主さんの夢があったろうからそこは目をつぶる。
「ちょっとこれはなんだかなぁ」と思うのはそのあとだ。
私には、自己条件と格上挑戦を怒涛のごとく続けているようにしか見えない。

重賞をひとつでもいいから勝たせてやりたい――のかもしれないし、繁殖になっても小柄すぎて相手に困る(受胎できても難産になると母体が危ない)からレースに出られるなら出そう――かもしれないし。
外野の私には知る由もなく、知ったところでどうにもならないことだが、何とか無事に牧場に帰り、功労馬として可愛がられる生活を送ってほしいと思う。


だって、カワイイは正義だから。

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