15件のひとこと日記があります。
2018/04/01 19:58
活かされぬサトノダイヤモンド
トップスピードまでの時間がかかる上にズブさに拍車が掛かっているサトノダイヤモンド。
活かすには好スタートからの好位しか無かったはずだ。
せっかくの好スタートもあれでは…。
はっきり言って素人だとかは関係ない。
見るだけの者が言うのは簡単だとか、そんなレベルの問題でもない。
今日。明らかにリスクから逃げたのが戸崎騎手であり、逆にリスクに突っ込んだのがスワーヴリチャードだ。
騎手に責任を突きつけるのは好きではない。レースの厳しさ、責任の重さは勿論承知。
されど出来ることをやらなかったレース、積極的に前には行かない策であったことだけは明らかであり、今回に限っては完全に騎手の判断ミスであると断言したい。
もし指示を出した者がいればその者のミスだ。
阪神内回り。
はっきりいってダイヤモンドの土俵ではない。
リチャードにおいても然り。ましてリチャードにとっては右周りでね。
だからこそリスクを負っても掴みに行かなければ勝負にならないことは判りきっていたこと。
ダイヤモンドもリチャードも、軽快に周りここからドン!というタイプではない。
早仕掛けくらいでようやく急なペースアップとタイミングが重なる馬だ。そこを逃すことはとかく負けに直結する。
日本のジョッキーと海外のトップジョッキーの差を痛感するのが今日のレース。
技術の差なんかではない。
判断力、リスクよりも馬を活かすポジション取り。ここにはとにかく決定的な差があるように映る。
今日のスワーヴリチャード。
負けていたらミス騎乗と叩かれていただろう。
しかしリチャードをしっかりと見続けていた私からすればあれで負けていても納得の行くレース。
納得どころか多大なリスクを負って勝負に出た騎乗には称賛以外にない。
そして海外のトップジョッキーが乗っても同じ形になったのではと思うところ。
逆に日本人騎手だったらある程度抑えたまま。中団かそれ以下のポジションで4角を回っていたのでは無いかと。ほぼ確信に至るほどの自信がある。
サトノダイヤモンドもリチャードも末の長いエキストラエエンドのようなもの。
勝負に出なければ活かされない。エキストラエンドにしかならない。
なぜサトノダイヤモンドやスワーヴリチャードが勝つときには勝てるのか。
それは持ち味を活かし実力のままになっただけのこと。
持ち味を出してなんぼの馬。ポテンシャルが高いからこそ他の馬以上に。
だからこそリスクから逃げ持ち味を殺す騎乗は残念でしかない。
馬にとっても騎手にとっても。日本の競馬そのものの水準にとっても。
力のある馬には力を出しきれるレースを。
不完全燃焼があまりにも多すぎる。
玄人ほど馬を信じきれていないように映る。知らず知らず自分達が勝手に作った型にハマり過ぎてはいませんか?と。
リスクである海外挑戦が出来るなら、日本でのレースにおいてもリスクを取ることなど容易いはずだ。
動かない競馬。そんなもの誰が乗っても大差ない。
動くべき時に動けるジョッキー。これが一流であると私は定義する。
そしてそのタイミングを逃す頻度が少ないジョッキーは超一流であると。
スワーヴリチャード [No.4082]
2017/4/16 21:31
天性の前肢の強烈な蹴りとストライドも、腰の甘さで後ろからの推進力が相殺されてしまっている感。
トモもお尻はともかくモモがまだ細いんよね。身体がもう少し大人になればどこまでも化けそう。
昨年この時期、秋以降こそと推し続けたのはサトノ。
今年はリチャード。ただ脚への負担は間違いなく大きいはずで、早く前への推進力が出る身体になってほしいところ…。現状諸刃の剣のごとし。
配合的にパワーとスタミナ面で今後こそ注目したいのはカデナ。
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今年もそろそろ一頭挙げる時期ですね。
この時期、未来の名馬として言い切るのは一頭。この時期に該当馬がいればですが。
ダイヤモンドもリチャードもおそらく間違っていなかったと思います。
因みに数頭を挙げればほぼ確実にどれかは古馬になっても活躍する名馬となる。そんなあわよくばレースだけはしたくありませんね。
今年は難しい。
ちょっと…強いのが古馬になってもそのままかな。
あと100回くらいレースと数字を見返してからですね。
こいつで間違いないと、既に誰もが思う馬であってはつまらないところですな。