エイシンヒカリと武豊のマジック

一番G1に近いG2 もしくはスーパーG2とも言われる毎日王冠を重賞連勝で勝ったエイシンヒカリ

道中のペースや勝ちタイムから 必ずしも評価は高くない

しかし 並みの逃げ馬に人気を背負って連勝できるだろうか

この馬なりに秀でたところがあるはずである

という訳で ラップタイムとにらめっこしてみた

うーん…．！！ JIS+2D74(ﾟДﾟ) おっ！

けっこう後半のラップは秀逸だ

なんで 前半800mと後半1000mで検証してみます

比較対象は あの伝説の毎日王冠サイレンススズカ

◯サイレンススズカ/1.44.9
12.7-11.0-10.9-11.4 (46.0)
11.7-12.1-11.6-11.4-12.1(58.9)
さすがのラップタイムである

一方
◯エイシンヒカリ/1.45.6
13.0-11.2-11.7-12.0(47.9)
12.0-11.7-11.0-11.3-11.7(57.7)

前半の入りは ともかく後半のタイムは凄いじゃないか

ちなみにエプソムCは47.5-57.9だ

このタイムに まさに武のマジックを感じます

前半は ゆったり入り 今日も平均ペースかと思わせておいて 実は好位の後続馬は 後半厳しい流れに巻き込まれているのである

鞍上が思ってる以上に脚を使わされ差し切ることができない

今回も好位の馬は完全にエイシンヒカリをマークしたレースだったし 前回のサトノアラジンも 並んでも差し切れなかったのだ

前半脚を溜め 後半1000mを57秒台でしのぎきる

これがエイシンヒカリのレースだ

前半ゆったりしたペースでレースメイクされたら まんまと武の術中にハマる

怖いのは レースの流れに関係なく 後方で脚をため 一気に凄い脚を使うタイプじゃないだろうか

今は ただただ 天皇賞が楽しみだ