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2023/10/02 06:41

2023 凱旋門賞 結果

やはりサドラー・ダンジグ系血脈馬の独擅場の凱旋門賞。凱旋門賞は、サドラー系またはダンジグ系血脈の両方またはいずれかの血脈を持つ馬が勝つ舞台です。

こりゃだめだ〜!良い意味で。

と言うのも、今年の1~3着馬は父フランケル系または父フランケル。

なんせ、フランケルと言えば、フランケル自体が既にサドラー系とダンジグ系の両血脈を備えた種牡馬だからです。

ひと昔前は、父方(または母方)のモンジュー系やガリレオ系などと母方(または父方)からダンジグ系を補完するというサドラー・ダンジグ血脈構築の構図が主流でしたが、

つまり、凱旋門賞は、とうとう種牡馬フランケルだけで足りる時代に突入。

とは言え、そういう血統の種牡馬は数多いますから、フランケルはその黎明期とも言える種牡馬だと思います。

そして、そのフランケルと兄弟のシーザスターズの血もますます凱旋門賞で活躍することになるでしょう。

現に今年の2着馬のウエストオーバーの母父はシーザスターズですから、父フランケルの母アーバンシーとシーザスターズの母アーバンシーの牝馬クロスおよびダンジグのクロスによるダブルクロスで底力をさらに補完しています。

サドラー系はやはり残200mからの破壊力、ダンジグ系は時にサドラー系を覆す底力が特徴的ですからね。

分かり易いのは5着健闘のシムカミル。これはまさに母方ダンジグ系血脈による底力です。

父方はMP系ですが、去年ニエル賞を制覇した頃は、次走凱旋門賞に出走したら内心かなりやれるのでは?と期待していたものですが、今年その真価を見て取れました。

が、やはりサドラー・ダンジグ血脈を備えた種牡馬は凱旋門賞において脅威だと感じます。

サドラー系またはダンジグ系いずれかのみでは、今後、父フランケルのような両方を兼ね備えたパワーアップ種牡馬には太刀打ちしにくくなるのではないか?父フランケルの無双がしばらく続くのではないか?

それを今年の着順が如実に物語っているように感じます。

日本馬とて、ハービン系などのダンジグ系血脈やエピファネイアなどからのサドラー系血脈も根付きつつある最中ですが、ますます凱旋門賞が遠ざかる気がしてなりません。。

スルーセブンシーズも4着健闘。掲示板内すら予想外で意外でしたからかなり素晴らしい成績です。

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