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2019/10/28 18:50
【出資確定馬ご紹介】No,15 ルーシーショーの18(牡1)【ノルマンディー】
ルーシーショーの2018(牡1)黒鹿毛 栗東・羽月友彦厩舎預託予定 生産:岡田スタッド
父ホッコータルマエ BMS:フジキセキ 3月19日生まれ 募集価額1200万円
今年のラインナップの中でも解り易い口数調整馬。ヘンなメールが来てなければ当選か…。
申込者は一纏めにされ、みじん切りにされて1口じゃあ当選でもハズレでもどちらでもヨカッタですけど。
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タイプ的には父よりも母ルーシーショーの個性でしょうね… 良いのか?悪いのか?は知りません。
だから距離がもたない場合、「この寝つなぎじゃあダッシュ利かないだろうな…」的な想像はつきます。
募集時測尺
体高152.0cm 胸囲181.0cm 管囲21.0cm 馬体重475kg
背も低く「ずんぐりむっくり」…というか如何にも岡田スタッドらしく瑞々しいだけだと思うが、ま、どうでしょうね…。変わってくるとは思いますが先のことまでは予見出来ません。現状でこんな体格ですが、その体格なりのアクションと力感は備わっているように思います。
が、そんなことよりも本馬の場合は一番気になって怖いのは繋の部分で、実際に歩かせても球節あたりは深く沈みこむように見えるし、この箇所の故障発生のリスクは頭の片隅にでも置いておく必要があるかも…
(下の画はルーシーショーの2018 配合表)
母ルーシーショーは中央で9戦1勝、牝馬にしては馬格を誇り、使われたのはダート5〜6ハロン。母の配合表を眺めていてもそれは字面通りな気がするし、だから本馬も見た目も含めればそれは母の影響下なのかな、と思えます。だから距離面ではちょっと融通は利かないかもしれませんね。
ファミリー的なトコでは、本馬の兄姉らは4頭中3頭が中央勝ち上がり、2代母タガノヴィヴィアンが起点でも7頭中5頭が勝ち上がりだから、大物感こそ無いが堅実タイプなファミリーと言えるかと。
本馬は母13歳時出産第6仔(前年不受胎)、最初にホッコータルマエでそれを受胎。
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それでは配合のほう。まず最初に目がいくのは…
ホッコータルマエが Mr.Prospector3×5で本馬の2代母の父がティンバーカントリー、先を継続している点はどうか?と思うが、フジキセキがアウトサイダー血統でアウトブリードだから…気にしないでおきます。それとは別にマダムチェロキーも非 Northern Dancer ですし、全体バランスは「まぁまぁ」でいいのかな…
では少し各論的に見てみます。
一番の注目は…Cherokee Run は Better Self≒Blue Eyed Momo4×4に併せ Unbridled も Aspidistra4×4だから、それこそ「War Admiral と La Troienne」の組み合わせによる強烈なパワーを受けていて、これがキングカメハメハが内包する Sex Appeal の Busanda≒Mr. Busher2×3、そして同様にタガノヴィヴィアンが内包する Playmate の Busanda≒Striking2×3と併せて脈絡するというからハデな話。強烈ですね…
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そして、ミルレーサーの血統構成の全て、Le Fabuleux に In Reality に Millicent(≒Mill Reef)はそれぞれ父方から得て増幅され、これは主要血統が似た Gana Facil から見ても同じことですね。
で、Mr.Prospector に Nureyev に Buckpasser のキングカメハメハとタガノヴィヴィアン。そしてマダムチェロキーの Red God≒Drone3×3はフジキセキが Halo 直系で…
だからもう、ダラダラ書きましたが相似配合に近しいもの、と言ってよいのかもしれません。
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イメージは『ダート向きのパワーを前面に、牝系の奥は Hyperion だらけで粘走』が身上かな。
若干、スピードの面が担保されていないような気がしますけども…「底力タイプ×2」みたいな。
まぁでもホント、結果的に個性的な配合してますから、こういうのは楽しいですけどね。
寝繋ぎなど馬体の気になるトコは目を瞑ってそれで本馬を choice した次第です。
おしまい。