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2018/07/14 19:24
母なる大地の音。 そう名付けられた
母なる大地の音。
そう名付けられた仔も、早や七歳。
あと一歩でタイトルに届かなかったけれど、その素晴らしい戦績は悔しくもあり誇らしくもあり…
たぶん限界。
まだまだいける。
いろいろと意見はあるでしょうが、我々いちファンには競走馬の進退を決める権限はありません。
ただ見守り続けて、そして出走して来れば応援するだけです。
近走、追い切りで、パドックで、レースで、たしかに若いころのオーラは感じなくなりました。
でも、ただタイトルを獲ってないだけで、その強さは本物です。
いや…本物でした、かもしれません。
今となっては。
だからこそ、ひとつだけでも勲章を。
そう願ってやまない。
でもそれは…かないそうもありません。
今となっては。
ひとつだけ。
彼の引き際だけは大切にしてあげてください。
もし、長い休養を挟んだとしても、次に挑戦してくるときは、変わらず全力で応援します。
いつまでも挑戦者の君は最後まで挑戦者だった。
レースではそういう結果となるかもしれませんが。
でも、できれば彼の挑戦の場を種牡馬の世界に移してあげてくれませんか?
勝負根性の塊のようだった父を持つ、無冠の帝王と呼ぶにふさわしい彼こそ、第二のステイゴールドになれる可能性を秘めていると思います。
大地の音。
そう名付けられた競走馬の仔が、いつか府中のスタンドに響きわたる声に迎えられる。
そのときこそ、彼の蹄跡が時を経て輝くときです。
サウンズオブアース。
大地の音。
いつか…その音が響きわたることを信じて。
いつまでも待っています。