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2017/08/31 23:11
サムライブルーに酔いしれる。
ハリルホジッチが泣いていた。
引き分けでも更迭とか、全くもって最後まで悲観的な連中ばっかだった。
かくいうテメエもそうだったけど…。
スタメンを見て、『本気かよ?』と思ってた状態だった。
トップ下の乾はとにかく、浅野、井手口…。『おいおいU23か?』なんて毒づいたりもしていた。
ところが…。
情報が無かったのか、オーストラリアは序盤から全く撹乱されっぱなしに見えた。
流石にディフェンス面は鉄壁で、ゴール前でのフィニッシュまでは簡単に行けなかったが、中盤ではほぼ日本のいわゆる「相手にボールを持たせる」形をつくり、随所にカットから攻撃へ転じる攻めが見られた。
アンカーの長谷部が流石だった。最終ラインはほぼ危険なプレーすらなかった。
珍しく吉田麻也のミスもあったが、ペナルティエリア内での落ち着きは経験を感じた。昌子も、前回とは全く別人。いつもの鹿島の昌子だった。
そして。浅野と井手口である。
正直浅野に関しては、ラッキーな感もある。岡崎にしかり、久保にしかり。あれくらいのプレーは出来る。
ただ、確実に決め切るには実力も経験も必要。とても22歳の若者には見えなかった。
井手口は、正直殆ど名前しか知らない存在だった。
いや、これはファンタジスタなんじゃねえのか?
若き日の遠藤、いや、遠藤を上回る存在になるかもしれん。
ミドルレンジから、ディフェンス三人を引き連れて、豪快に突き刺した。
すでに80分走り回って、である。破天荒である。まさに「ますらおである。」だ。
その二人を生かしたのは大迫。彼のポストプレーは影のMVPだと思う。
ホームとはいえ、最終予選で、ここまで完璧に撃破するのは容易ではなかったはず。
今日は上手く文章が纏まらん。一年前、屈辱的な敗戦から始まった最終予選。
これほど痛快に突破を決めてくれるとは思わなんだ。
興奮している。ミーハーだが、今夜はサムライブルーに酔いしれていたい。