2件のひとこと日記があります。
2016/05/25 13:54
〜見解〜 史上稀にみるハイレベル世代の最
〜見解〜
史上稀にみるハイレベル世代の最高峰を決める舞台。皐月賞馬とその2着馬に皐月賞3〜5着馬と別路線組がどこまで迫れるかという図式とみる。
【ディーマジェスティ】現時点でのチャンピオン。評価は人それぞれありそうだが,共同通信杯を好内容で勝った同馬が本番でも実力を出し切って勝利しただけの話。従前の「3強」という評価が誤りであったことを前提に評価をすべきで,東京コースに替わることはプラスにこそなれマイナスにはならないと思われることも考えると,ダービー馬の筆頭候補である。以下,「ディーマジェスティを逆転できるか」というポイントで検討する。
【マカヒキ】逆転候補の筆頭。皐月賞の上りタイムを見れば勝ち馬とこの馬が別次元の競馬をしたのは明白。弥生賞,皐月賞と決して緩くないレースで33秒台の脚をくりだして勝ち負けした実力は怪物級。皐月賞ゴール前の1完歩には凄みがあり,あの脚があれば東京2400に舞台を移しての逆転もあり得る。皐月賞組で中山→東京とかわるプラスが最も大きいのはこの馬ではないかとも思われる。
【サトノダイヤモンド,エアスピネル,リオンディーズ】リオンディーズの斜向がなければサトノダイヤモンドとエアスピネルはもう少し差を縮められていたように見えるが,上記2頭との比較で叩き合いにまで持って行けたかどうかは疑問。サトノダイヤモンドは東京替わり,距離延長と良化により逆転があり得るとの評価があるが,サトノダイヤモンドのプラス要因はそのままディーマジェスティのプラス要因であると考えられ,皐月賞の差を考えれば逆転は難しいと判断。エアスピネルも皐月賞以前の「3強に一歩劣る」という評価は見直したいが,ディーマジェスティを逆転するところまでは届いていないとみる。折り合いに不安を抱えるリオンディーズは距離延長がプラスとは思われず,東京替わりがプラスであるとしても皐月賞上位組は東京替わりがプラスの馬ばかりのように思われるため,買い要因にはならない。
【ヴァンキッシュラン,レッドエルディスト,プロディガルサン】勝ち時計もさることながら厳しいレース内容からして例年とは少し違う考え方をすべき青葉賞。勝ち馬と2着馬はディーマジェスティ逆転もあり得ると考えて良いと思われる。ヴァンキッシュラン,レッドエルディストともに皐月賞組より2000メートル以上の距離経験が豊富なのも好材料。この2頭は少なくともサトノダイヤモンドとエアスピネルを逆転するのではないか。特にレッドエルディストの33秒台の末脚は魅力的。プロディガルサンは休養明けであの内容であれば上々。3着はありそう。
【ロードクエスト】NHKマイルCでは改めて力のあるところを示したが,基本的には皐月賞までで序列が決まったとみるべきで,逆転があるとしても3着までか。
上記以外
例年ならば買いの要素がある馬もいるが,今年は上位がとにかくハイレベルで戦線離脱も少ない。馬券候補からは外して良いと思われる。
〜結論〜
◎ マカヒキ
○ ディーマジェスティ
▲ レッドエルディスト
☆ ヴァンキッシュラン
△ エアスピネル,サトノダイヤモンド,プロディガルサン