今日は土用の丑の日です。

鰻は食べられましたか？？

僕はこのような古くからの年中行事は結構大切にしたい、意外と古風な人間なのでございます。
毎年１月７日には七草粥を作りますし、冬至には好きでもないカボチャを食べるんです。

そんな訳で、今日も仕事帰りに鰻を買って帰りました。
中国産鰻の誘惑に負けず、今年も国産鰻を買いました。

これで今日はベタにうな丼を作りました。
まあ元々完成しているようなものなのですが、ちょっとだけ一手間加えます。

まず鰻の表面についている甘ったるい着色料たっぷりのタレをきれいさっぱり洗い流します。
付属の甘ったるいタレも使いません。
汚れ(食品メーカーに失礼？)を落とした鰻に酒をまぶし、魚焼きグリルがありませんのでフライパンで焦がさないように蒸し焼きにします。
鰻がふっくら蒸しあがったら取り出して切り分けます。
その鍋に再び酒と醤油を少々、みりんを気持ちだけ入れ、煮詰めてタレを作ります。
あとは炊き立てご飯に鰻を乗せ、タレをかけ、ワサビを盛ればうな丼の完成です。

うな丼のお供といえばやっぱり肝吸いですよね。
という事で、スーパーの鰻コーナーをくまなく探し回ったのですが、ありませんでした・・・
そんなに需要がないんですかね？おいしいのに。。。
なので豆腐の吸い物(彩りに三つ葉をそえて)で代用しました。

吸い物の色が濃すぎだろ！と思われたことでしょう。
そうなんです、失敗しました！！
でも言い訳させてください！！
実は、醤油さしの中の醤油がちょうど切れていて、面倒なので一升瓶から直接注ごうと思ったら、手が滑ってしまいました・・・
まだ塩を入れる前だったので、なんとか最悪の事態は免れましたが。。。

気を取り直して、箸休めのきゅうりの超浅漬けを付ければ、本日の晩御飯、鰻定食の完成です。

うな丼の手順を見るとお分かりかもしれませんが、実は蒲焼きがあまり好きではないんです。
個人的には、鰻は白焼きにワサビ醤油が一番おいしいと思っているので、なんで馬鹿の一つ覚えみたいに(今度はスーパーに失礼？)毎年毎年蒲焼きばっかり売るんだよ！と毎年思う土用の丑の日なのでした。