広島のエースから

世界のエースへ！

ドジャース・前田健太投手、本日の勝利で区切りの日米通産100勝目となりました。

今日はBS中継があったので早起きして(9時ですがw)テレビ観戦しました。
中継を見るのは今回が初めてでしたので、青いユニフォーム姿に若干の違和感を感じつつも、マウンド上には広島時代と変わらぬ姿を見せる前田健太の姿がありました。
序盤はややボールが高めに行く場面もありましたが、それでも勝負所ではいいボールを投げていましたね。
6回、最大のピンチだった1アウト満塁も見事無失点で切り抜けました。
この投手はピンチを背負ってからの粘り強さが真骨頂だと僕は思っている訳なのですが、それは今日までの4試合のメジャーでの投球内容を見ても変わりませんね(^^)

ここまで4試合を投げて、3勝0敗　防御率0.36　ちょっと文句の付けようがない成績です。
WBC等の国際試合を見る限り、ボールの違いに苦戦するイメージは全くありませんでしたが、見事にメジャーのボールに対応してますね。
むしろボールが動きやすいメジャーのボールの方が合っているんじゃないかという印象です。
現在、最もコストパフォーマンスの高いメジャーリーガーではないでしょうかwww
地味に注目したいのが、この4試合は全て100球投げることなく降板しています。
契約時の身体検査でイレギュラーな部分があるとの事で一悶着ありましたが、この辺りを気にして大事に使って行こうという球団の方針なのかもしれませんね。
そういう意味では凄くいいチームに入ったのではないでしょうか。

チームメイトにもうまく溶け込めていそうな感じですね。
特に28歳にしてサイヤング賞3回、今やメジャーリーグを代表する左腕、クレイトン・カーショー投手の存在は大きいのではないでしょうか。
この投手は黒田投手がドジャースに移籍した時の同期で、ずっとキャッチボールパートナーだったのですが、彼のコメントを見る限り、今でも黒田投手の事を尊敬しているんだなと感じます。
そして黒田投手もまた、一回りも歳の違うカーショーの事を尊敬している、そんな印象です。
こういう投手がチームメイトにいるのは物凄く大きなメリットだと思います。
歳も近いですし、技術的な意見交換もしながら切磋琢磨してくれたらいいですね(^^)

ただ、このままスイスイいける程メジャーリーグは甘い世界ではないと思います。
初対戦はどうしても投手有利になりがちですからね。。。
これから相手チームからのマークもきつくなってくるでしょう。
そこを見事乗り越えて、まずは今年一年ローテーションを守って貰いたいと思います。