ピロリ菌

ピロリ菌(正式名：ヘリコバクター・ピロリ)とは、ヒトなどの胃に生息するらせん型の細菌である。

1983年にオーストラリアのロビン・ウォレンとバリー・マーシャルにより発見された。

胃の内部は胃液に含まれる塩酸によって強酸性であるため、従来は細菌が生息できない環境だと考えられていた。
しかし、ピロリ菌はウレアーゼと呼ばれる酵素を産生しており、この酵素で胃粘液中の尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解し、生じたアンモニアで、局所的に胃酸を中和することによって胃へ定着(感染)している。
この菌の発見により動物の胃に適応して生息する細菌が存在することが明らかにされた。

ピロリ菌の感染は、慢性胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のみならず、胃癌や MALTリンパ腫やびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫などの発生に繋がることが報告されている他、特発性血小板減少性紫斑病、小児の鉄欠乏性貧血、慢性蕁麻疹などの胃外性疾患の原因となることが明らかとなっている。
細菌の中でヒト悪性腫瘍の原因となり得ることが明らかになっている唯一の病原体である。


とのことです。

コイツいきなり何を言い出す！？
と思われたかもしれませんね(笑)

実は、春の健康診断の血液検査有料オプションでピロリ菌検査がありまして、せっかくなので受けてみたら見事に発見されてしまいました(TT)

それで今まで放置していたのですが、いい加減退治しに行こうかと思いまして、明日有休を取って病院に行って参ります。
胃癌の原因はほとんどがピロリ菌らしいので、このまま飼っていても百害あって一利なしですしね。

でも少し調べた限り、治療には１週間くらい薬を飲まないといけないらしいのですが、その間、お酒・タバコは禁止との事・・・

去年から１年ちょっとくらい禁煙してたのですが、ストレスのため最近また吸い始めてしまいまして・・・
まあ、これを機会に再度禁煙してみようかなと思っております。

ツライなあ、、、お酒もダメとか、、、拷問ですね。。。

ちなみに、日本人の約半数(５０歳以上は７０％くらい)がピロリちゃんに感染しているそうなので、是非一度検査されてみてはいかがでしょうか。

どうでもいいですが、もう少し恐怖心をあおるような名前だと危機感を感じるのですが、”ピロリ菌”って、ちょっとゆるキャラ的な感じがしませんか？？
もう少し悪そうな名前ならもっと早く治療に行ったのに(笑)