訂正

皐月賞掲示板内の4頭がサドラー系血脈馬でした。

メタルスピードもサドラー直系血脈を母方から受け継いでいます。

パワーを要する馬場では、この血に負う底力がプラスに働きます。

こと、ロングディスタンスにおける残200mからの底力

かつての優駿牝馬でソウルスターリングが直線魅せて優勝した脚、あれこそがまさにこれを如実に示す一例です。

このたびの皐月の大舞台では、モンジュー系サドラー血脈馬のソールオリエンスが残200から力強く弾けました。これはリバティアイランドの豪脚とは似て非なるもの。
私はソールオリエンスに、ソウルスターリングのあのオークスを想起したとともに、これがサドラーの血に負うものだと再確認しました。

サドラー直系やモンジュー系、インザウイングス系かから介すサドラー血脈は大舞台における実績があるものの、El Prado系に至ってはやや相性が悪い傾向があります。

皐月でもEl Prado系血脈馬の2頭、ファントムシーフ3着・ショウナンバシット5着は、ソールオリエンスのモンジュー系に屈したかたちとなりました。

東京優駿、菊花賞とサドラー系血脈はますます必要不可欠となっていくとともに、El Prado系血脈には割引注視が必要です。

知り得てEl Prado系血脈のショウナンバシットを購入、より実績あるモンジュー系血脈のソールオリエンスを軽視したことは失策であったと言えよう。

タスティエーラに白羽の矢。
配分4:3:3による最たる失策を省みるべきであり、8:1:1せめて5:2.5:2.5であるべきだったなと自省し修整。配分こそ我が命、戒めとして記す。