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2015/01/08 21:47
1986年と言えばギャロップダイナの現役
1986年と言えばギャロップダイナの現役最後の年。
その昨年の秋天で,当然の単枠指定馬,単勝2倍以上はあり得ない「皇帝」ルドルフを13番人気でゴール前大外から差し切り,鞍上の岡部の目線をゴール前大外に釘付けにさせた当時最強のヒール。
皇帝を後ろから差し切った唯一の男,見えない刺客ギャロップダイナ。
実況アナの名ゼリフ「あっと驚くギャロップダイナ!!」でスターダムにのし上がった社台の鬼子。
その後,ジャパンCと有馬記念は「やっぱりか…」的な結果だったものの(いや,善戦はしてますよ^^;),国内マイル路線を連勝し,調子ぶっこいた陣営が大枚はたいて連れて行った海外遠征であっさり惨敗(ここでも「やっぱりか…」って言われてました)。
すでに引退して去った皇帝のいないここなら!と臨んだ昨年の栄光の舞台(のはず)の秋天,結果はあっさりフルブルーム似のサクラユタカオー(逆か?)にひねられ,連にも絡めず,またしても「やっぱりか…」
そして,ファンがすっかり「また…やっぱり…なんやろなぁ」と11番人気に支持(笑)したラストランの有馬では2着に突っ込んで,逆の意味で「また…やっぱり…お前か…」と苦笑いさせてターフを去ったヒール…
当時,「まるで鞍上に透明のジョッキー」カラ馬事件,ルドルフに勝った直後のギャロップ鞍上根本Jの「びっくりしたねぇ!まさか勝つなんて!」発言事件(あんたが勝つつもりで追ったんじゃなかったんかい…)から,頭の良い馬,「カブトシロー2世」「新聞が読める」馬と言われ,私の周囲のスレた競馬オヤジたちを翻弄してたギャロップ。
同じように競馬オヤジとなってしまった私。
彼が今,目の前にいたら,私はどう扱っていたでしょうか…
「やっぱりか」両方を期待して追い続けてたんでしょうかねぇ…