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2015/11/23 20:45
馬を追う。 ジョッキーにとって「馬
馬を追う。
ジョッキーにとって「馬を追う」とは、もちろん調教やレースで馬を叱咤することですが、我々ファンにとって「追う」とは、その仔の出走するレースを文字どおり追っかけたり、その仔の馬券を買い続けることでしょうか。
本日は京都でマヤノトップガンのお披露目がありました。
変わらないトップガン(当然、かなり貫禄はついてますが ^^;)の様子をテレビで見てると、初めて特定の馬をずっと追いかけたのはコイツだったかなぁ…と、ふと感慨深く…
安穏より破滅の道を選んだ鬼才、田原成貴。その、計算と閃きの交錯する騎乗に導かれ、それに応える自在な脚を繰り出して見せたブライアンズタイム産駒。
時にはレースを引っ張ったまま押し切って勝ち、時には好位から一瞬の脚を使って勝つ。
そして後方一気の豪脚で切り捨てて勝つ。
緑のターフを、まるで青い大空のように自在に舞う。
トップガン。
映画にもなった米海軍エリートパイロット養成機関を名前に持つ馬。
その天性のスピードとレースセンスは、まさに鬼才が生み出す計算と閃きを具現化できる「究極の機体」だったのかもしれません。
昔、鬼才と天才のコラボに魅かれ、ずっと追ってきた栗毛の流星の元気な姿を今ここで観られることに感謝です。
「長生きしぃよ!!競馬史に残るほど叩き合った仲の(笑)、先に逝ってしもたナリブーに気を遣わんでいいき、気の済むまで生きなつまらんばい!」
テレビの前でのつぶやきに「マッハの閃光」君は、元気に激しく首を振って応えてくれた…ような気がします(笑)