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2015/02/28 18:29

2015年の春のクラシック展望(みたいなもの)ー上

2010年代も半分過ぎて、春のクラシックレースを勝つ馬のパターンは、牡馬は可なりの確率で決まっていますが、牝馬は余り「此れ」と言ったものは有りません。時代の流れで状況は変わるので、遡るのは2010年迄で、長い期間を対象にすると、ぼやけてしまいます。特に重賞未勝利馬(重賞未出走馬含む)が牡馬クラシックに勝つのは有り得ない時代になっていまして、皐月賞は'90年から'07年迄の18年間で9頭の重賞未勝利馬が勝っています('07年のヴィクトリーが最後)。ダービーは'96年のフサイチコンコルドが直近の勝ち馬で、その前は'89年のウィナーズサークルになってしまいます。昔と違ってクラシックホースが重賞レースを何勝もしているということはなく、二歳で重賞を勝つと、ゆったりローテーションで3月のトライアルまで出て来ないという、ヨーロッパのシーズンオフに毛が生えた様な「ミニシーズンオフ」が主流になっています。
 2010年代で3月になって初めて重賞レースを勝った牡馬クラシックの勝ち馬はオルフェーヴルとキズナの二頭しか居らず、80%弱の確率で2月の共同通信杯迄に重賞勝ち馬に成った馬達が本番のクラシックレースを勝っているのです。それらの馬達が勝ったレースの内訳は東京スポーツ杯二歳S-ディープブリランテとイスラボニータ、朝日杯FS-ロゴタイプ、ラジオNIKKEI杯二歳S-ヴィクトワールピサとワンアンドオンリー、京成杯-エイシンフラッシュ、共同通信杯-ゴールドシップとイスラボニータとなります。今年に当て嵌めると、サトノクラウン、ダノンプラチナ、ベルーフ、リアルスティール、ラジオNIKKEI杯二歳Sの後継のホープフルSの勝ち馬シャイニングレイ、冠が変わった京都二歳Sの勝ち馬ベルラップも加えましょう(ヴィクトワールピサも重賞昇格前に、このレース勝ってますね)。

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