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2015/01/02 19:57

POG(二歳戦)終了・折り返しの巻〜その参

 そのリキエイカンの半妹ヤマニサクラからウーマンパワーとナムラピアリスに注目し、前者の系統はレイナワルツで、後者はオイスターチケット-シェルズレイのラインになります。レイナワルツの産駒はクインポルカ、ティーエスネオと二年続けてPOGで指名しても期間内未勝利だったのに、「スペシャルウィークを例外として、フロリースカップ系がサンデーサイレンス系統の種牡馬と合うかいな!」と指名を見送ったティーエスクライが、何と現時点で未勝利と特別レースの2勝を挙げているんですね。シェルズレイの四番仔のシャイニングレイも兄や姉とは次元が違う様な、新馬-重賞の二連勝という派手なパフォーマンスを見せて居ります。
 サンデーサイレンス産駒のクラシック勝利は桜花賞とオークスが各3勝、皐月賞は7勝、ダービーは6勝、菊花賞は4勝という結果ですが、母が在来牝系はフロリースカップ系のスペシャルウィークと、四代母が1960年代に輸入されたアグネスフライト、タキオン兄弟のみで、祖母輸入馬はアドマイヤベガ、ダイワメジャー、ダイワエルシエーロの3頭、残りの馬は全て母輸入馬ばかりになります。スペシャルウィーク(サンデーサイレンス50%)以外ではセイウンワンダー(25%)、レオアクティブ(12.5%)といますが、大数の法則で行けば、サンデーサイレンス系統と交配しても「さっぱり走らん!」が実感です。2000年代になってクラシックで勝利した小岩井牝系はテーエムオーシャン、ヒシミラクル、メイショウサムソン、ウオッカの4頭だけで父サンデーサイレンスは1頭もおらず、'90年代のハクタイセイ、アイネスフウジン、メジロマックィーン、シスタートウショウ、レオダーバン、ファイトガリバー、マチカネフクキタル、スペシャルウィーク、ウメノファイバーの9頭の内、サンデーサイレンスの産駒がクラシック年齢に成った'95年以降の勝ち馬は4頭で、サンデーサイレンス産駒はスペシャルウィークのみです。

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