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2015/01/02 19:50
POG(二歳戦)終了・折り返しの巻〜その弐
デビューした7頭の内に勝ち上がったのは九州産のエフェクトだけなんですが、ウオッカの世代からPOG始めて9年目にして初めて新馬戦に勝ち、続けて特別レースに勝ち、まさかのデビューから二連勝の「偉業達成」と成りました。しかも、小倉開催の九州産馬限定レースで、POGで九州産馬を指名するという戦略的勝利と言えましょう。後は中央開催での勝利を期待して居ります。
このエフェクトは第九フロリースカップの系統で曾祖母チャイナオーヒメが、ダービーと春の天皇賞を勝ったカツラノハイセイコと87.5%同血の再従兄妹です。この第九フロリースカップの分枝からのクラシックホースは前出のカツラノハイセイコと桜花賞と秋の天皇賞を勝ったヤシマドオターの2頭しかいませんので、ペーパーオーナーブリーダーの私としましては、エフェクトの六代母の第三スターリングモアノ一の3/4の妹トサモアーの子孫の中から、モンテホープ-リキエイカンのラインに拘りたい訳です。
私が本格的に競馬を見始めた'68年の秋以降、初めて見た阪神三歳ステークスの勝ち馬がリキエイカンで(2着は後の桜花賞馬ヒデコトブキ)、翌'69年のシンザン記念は私が「伝説のシンザン記念」と考える1着ファインハピー、2着トウメイ、3着リキエイカンと関西馬劣勢の時代に後の天皇賞馬が2、3着という当時では殆ど考えられない出来事が有り、クラシックでは「関西馬は参加するだけのオリンピック馬」と関東マスコミに馬鹿にされながらも、ダービーは4着、菊花賞が2着、翌'70年の春の阪神開催の天皇賞に勝ち、後の『優駿』でも、故障無く三歳(当時の表記)チャンピオンが天皇賞までコンスタントに走った珍しいケースと評価されていました。