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2014/10/02 13:10

追補としての別冊付録「セントレジャー厨のオタ話」(はじめ)

 セントレジャーに関することを纏めたら、8及至10程度という予測が、結局12になってしまい、案の定書き漏らしが有るのに気付き、補足することにしました。
 本編で触れた、'70年代半ば頃の『優駿』掲載のイギリスのコラムニストの文章では、「今後はセントレジャーより二千ギニーの方が重要になるかもしれない」 と書かれていました。そもそも、ファミリーナンバーはイギリスのオークス・ダービー・セントレジャーの勝ち馬の数を基にしているので、『EnglishFoundation』というサイトにも各ファミリーに夫々のレースの勝ち馬が記載されています。「最近の」セントレジャー馬の名前を見ると、或る意味凄いと思いつつ、違和感を憶えます。19世紀では二つのギニーはダービーより30年程度遅れて始まったので、歴史が浅かったのでしょうが、100年以上経ってしまえば、大差なくなってしまいますね。
 NijinskyII以降、二千ギニーとダービーを勝ったのはNashwan、See theStars、Camelotの三頭ですが、'80年代にはダンシングブレーブがキングジョージと凱旋門賞を、2000年以降はGolanがキングジョージを、See theStarsが凱旋門賞などのGIを勝ち捲り、セントレジャー馬より優勢なのは歴然としています。そして、種牡馬としてダービー馬を出した二千ギニー馬もNijinskyII以降、ダンシングブレーブ、Mark ofEsteem、キングズベストといて、種牡馬に成った馬がいるのかと思いたくなるセントレジャー馬とは大違いです。

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