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2014/09/25 10:15

天の邪鬼のセントレジャー咄(5/12)

 その翌年の'77年、Crowが凱旋門賞のアンティポストで一番人気の時期が有った様です。『優駿』の凱旋門賞のレポートで石川ワタル氏が「Crowが穴馬で凱旋門賞を勝つのは否定しないが、本命で勝つ凱旋門賞など有ってはいけない」と批難されていました。最終は勝ったAllegedが一番人気だった様ですが、この馬がセントレジャーで英女王所有のオークス馬Dunfermlineの二着だった意味は大きいと思いました。
 翌'78年英愛ダービーを勝ったShirleyHeightsは「凱旋門賞は来年でも挑戦出来る」として、セントレジャーに向けて調整中に故障して引退しましたが、管理調教師は「セントレジャー支持派」だったそうです。でも、ダービー馬を先に出したMillReefの陰に隠れて、存在感が乏しくなりかけていたNijinskyIIの仔で日本に輸入されたイルドブルボンが三歳でキングジョージに勝ち、セントレジャーに出走したのは結構なことだと思いました。結果は'75年のオークス馬JulietteMarnyの全弟JulioMarinerが勝ちましたが、実績有る馬が集まるのはレースの権威低下を止めることに繋がりますからね。しかも、凱旋門賞では去年のセントレジャー二着馬のAllegedが凱旋門賞連覇しましたからね。
 でも、翌'79年は英愛ダービー、キングジョージの勝ち馬Troyがセントレジャーをパスして、凱旋門賞に行って以前に逆戻りしてしまいました。

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