スマートフォン版へ

マイページ

268件のひとこと日記があります。

<< 天の邪鬼のセントレジャー咄(2/12)... ひとこと日記一覧 天の邪鬼のセントレジャー咄(4/12)... >>

2014/09/25 05:06

天の邪鬼のセントレジャー咄(3/12)

 その本は日本のプロ野球で言えば「オフィシャルベースボールガイド」の様なもので、毎年発行される競馬の記録集です。重賞レースの勝ち馬は第一回から全て掲載されています(今も刊行されているか否かは分かりません)。その中のセントレジャーの勝ち馬を全て見て、「ダービーばかり関心払うのは片手落ち」と思いました。何せダービーは勝っていない名馬が結構いますし、更に牝馬の勝ち馬が37頭(現在は41頭)もいて、日本ではクリフジとタケホープの二頭しかいないダービー・セントレジャー(菊花賞)馬が19頭(現在は20頭)いました。正直「日本とは違う」が率直な感想でした。
 時期的には同じ頃でしょうが、『優駿』でイギリスのコラムニストがセントレジャーの権威低下に触れていまして、'71年のセントレジャーの出走メンバーに世代の上位の馬がいなかったことを問題視していました。MillReefはセントレジャーをパスしてキングジョージから凱旋門賞直行でしたし、ダービーを距離不安から回避したBrigadierGerardが出る筈もなかったでしょう。勝ったAthensWoodは日本に輸入されたセルティックアッシュの産駒で日本的な話題しかなかったでしょうね。でも、'71年だけが問題でしょうかね。次にダービー馬が出走するのは'81年のShergar、その後は'87年のRefferencePoint、'12年のCamelotだけだと思います。

お気に入り一括登録
  • ベースボール
  • コラムニスト
  • Shergar
  • Camelot

いいね! ファイト!