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2014/06/02 21:35

「言葉遊び」の結末(二)

 次に見立てた馬の話ですが、ワンアンドオンリーはハーツクライの「血の勢い」のお蔭だと思います。オークスとダービーの同一年制覇は7頭で9回目の快挙です。今年新たに分かったことは、POG期間内の牡馬クラシックに関するサンデー系種牡馬の成績は二年周期で止まるということです。アグネスタキオンこそ'08年だけですが、ネオユニバース('09と'10)、ステイゴールド('11'と12)、ディープインパクト('12と'13)と来て、今年で終わるフジキセキは別にして、ハーツクライは来年もクラシックに産駒が勝つ巡り合わせということです。
 ショウナンラグーンは一コーナーで後ろにいるのを見て、「無理だ」と思いましたが、敗因は牝系のダービー適正だと思いました。去年のマイネルホウオウも期待はずれでしたが、距離云々よりヘレンサーフ系のダービー適正の無さだと痛感しました。日本に輸入されて100年以上経過して、未だに子孫からダービー馬は出ていないのは痛いですね。ショウナンラグーンの祖であるデヴォーニア(10-d)は1930年生まれですから、日本に来て70年以上経過しており、ダービーには無縁の牝系です。以前このサイトで牝系コラムを連載されていた片野治雄氏に依れば、牝馬優勢の系統らしいですね。祖先のメジロボサツにはヒカルイマイの世代で弥生賞とスプリングSを連勝したメジロゲッコウが産駒にいますが、皐月賞は4着以下、ダービーには出ていなかったと思います。

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