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2013/06/03 02:15
英国ダービー終わってーその「は」
NewApproachより先に種牡馬になったと思われるのはダービー勝ったMotivator、Authorized、セントレジャー勝ったScorpion、凱旋門賞、キングジョージを勝ったHurricaneRunなどがいますが、現時点でこれと言った実績が無ければ、Montjeuの系統は先細りになる可能性はあり得ますね。NewApproachは親仔二代のダービー馬ですから、DawnApproachは親仔三代のダービー馬がかかっていました。ダービー史上、父系ラインの親仔三代ダービー馬は7頭しか居らず(牝-牡-牡の組み合わせならば他に一頭)、今回は最初から距離不安が有った様で、そんなには容易い記録ではないということでしょう。でも、Galileoにとっては二頭目のダービー馬であり、四年後はFrankelの仔がクラシック年齢になりますから、現時点の情勢はMontjeuよりGalileoの方が子孫の繁栄する確率は高そうな感じですね。「盛者必衰の理」ですから、淘汰、縮小は自然に起こっていくでしょう。 『優駿』('11年8月号)でアイルランドのアガ・カーン牧場のマネージャーさんが「血統を絶やさない様に注意を払いますが、偏ってもいけません」と言われてましたが、ここ数年のイギリスはかなり偏ってます。Saddler'sWellsはイギリスのチャンピオンサイヤーになってもダービー馬が出なかった馬なのに、2001年にGalileoがダービー勝ってからここ迄寡占状態になるとは、思いもよりませんでした。