268件のひとこと日記があります。
2013/01/25 19:40
日本牝系の保護をJRAに熱望します
クラシックレースからの外国産馬閉め出しは、基本的に国内の生産者保護が目的でしたが、'70年代半ばには持込馬まで閉め出して、マルゼンスキーはタイテエムより五歳若かったお蔭で、クラシックレースに出れずという、何ともシラケた事態になりました。でも、今では外国産馬が出走出来る様になっても、クラシックレースに勝ったのは、オークスのローブデコルテだけ。日本産の種牡馬保護も今は無くなりましたが、例えばダービーなどはウオッカ以後の勝馬の父で外国産若しくは外国馬はエイシンフラッシュだけ。日本の生産馬のレベルが上がってメデタシ、メデタシですが、JRAがやらなければいけないことが、まだ残ってます。それは日本牝系の保護・奨励策です。例えば、クラシックレースに勝った馬の牝系が小岩井や下総御料の系統なら、生産者賞を倍額にするとかです。父系ラインが今後日本独自でどれぐらい続いて行くかは解りませんが、牝系は間違い無く百年続いてます。欧州牝系、北米牝系、中でもドイツ牝系、イタリア牝系と同じ様に日本牝系を確固としたものにしないと、日本の生産馬レベルが上がっただけでは、他国に笑われますね。外国からの輸入馬を掛け合わせるだけでは、「ニッポンは加工貿易お手のものデスネ」といずれ言われると思います。アガ・カーン牧場生産のザルカヴァはそこの基礎牝馬LadyJosephineの十代孫ですから、スゴイの一言です。
-
ふくすけさん
スダピンボールさんに触発されて、ちょっくらJRAに要望出そうかなあというつもりの下書なんですよ、これ。マルゼンスキーの顕彰馬選出なんて、JRAへの嫌味みたいなものでしょうね。結局、外国産馬がクラシックレースに出ても、大した影響ないのは、凱旋門賞馬がJCに出ても勝てないのと同じことかなと考えます。
-
おっしゃる通り、マルゼンスキーは「マル外」ではなく「持込み」(タイテエムもそうでしたが)でしたからね。生れて育ったのは早来の橋本善吉氏の牧場ですから。
外国生まれで、外国で育成した馬を輸入したのとは訳が違います。
この馬をクラシックレースから締め出したのは、日本競馬史上に残る愚考の一つだったと思います。
この馬がダービーに出走出来ていたら、空前絶後の「ダービー大差勝ち」が見れたかもしれません。 -
Vaguely Noble2007さんがいいね!と言っています。