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2012/12/20 02:06

シラオキって関西土着牝系なん?(中)

'49年のダービーの記録を見る気になって見ましたら、藤本冨良厩舎所属の関東馬だったのには、驚きました。結局は伊藤由五郎氏にオーナー変更になって、関西に転厩した様ですが、関東馬だったイメージが湧きません。生産牧場もコダマと同じ鎌田牧場だと思ってましたから、伊藤オーナーのイメージが強かったのでしょう。去年の『優駿』八月号の顕彰馬コダマの記事を読んで、シラオキが小岩井農場の生産馬で、日本を代表する名牝系と言われていることを知りました。ここから少し脱線しますが、シラオキを含むフロリースカップ系は関西に縁ある牝系だと思っています。クラシックホース15頭の内、関東馬はミナミホマレ、マツミドリ、ヤシマドオター、ケンホウの四頭のみで、もう50年以上クラシックホースは出ていません。天皇賞や有馬記念の勝馬もケンホウの兄のヤマニンモアーやガーネットだけです。他の小岩井牝系はどちらかと言えば関東優勢で、ビューチフルドリーマー系のダービー馬カブトヤマ、ガヴァナー、シンザン、タケホープの内、関西馬はシンザンのみ。フラストレート系のダービー馬イエリュウ、ミハルオー、クモノハナ、オートキツの内、関西馬はイエリュウのみです。ダービー馬に限定しましたが、他のクラシックもやたら関西馬が勝っている訳ではありません。故にフロリースカップ系は目に付くのです。

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