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2016/06/06 13:21

今日はダービー目出度いな〜2016(その2)

 このサイトのコラムで合田直弘氏が「今年の英ダービーは混戦」と報告されていましたが、咄嗟に思い浮かんだのは、Morstonが勝った'73年です。当時MBSラジオの競馬中継を聴いていましたが、その中で海外ニュースとして英ダービーの結果が報じられ、「今年は何が勝っても可笑しくない『ドンキーダービー』と言われて居まして」とキャスターが言いました。MBSの競馬中継は実況は蜂谷アナで、キャスターは高木アナだったと思います。
 このMorstonの世代はフランスにはAllezFrancとDahliaが居り、アメリカにはSecretariatが居ますが、Daliaがキングジョージ初の2連覇を達成した様に、イギリスの牡馬はパッとしなかったのでしょう。Morston自身はフランス調教馬だったと思いますが、『優駿』の観戦記では、「勝ち馬は穴馬だと言うが、'69年のダービー馬Blakeneyの半弟で、ダービーの兄弟制覇になる」と述べられていたと記憶しています。
 現時点でSt.Simon系最後の英ダービー馬であり、直仔がダービーを勝てなかったRibotにとっては孫の世代でやっとダービー馬が出たという感じです。以後Ribotの曾孫Allegedが凱旋門賞2連覇しましたが、Allegedがダービー馬を出せず(母父にはなってます)、まさかMorstonが最後になるとは思いませんでした。余談ですが、種牡馬になると、この世代から、ThatchKalamounやアメリカのMr.Prospctorが出た訳で、種牡馬成績と競走成績は必ずしも合致しないということで、日本は未だ遅れていますね。

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