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2016/04/10 15:29

ニューカマーとリピーター〜1

  関西の競馬ファンにとって、桜花賞は特別で、「今日は桜花賞、目出度いな〜♪」なので、私論を展開致します。ダービーと違って、牝馬クラシックはPOGの視点は全く無意味でして、POGでの指名人気ランキングは関係ありません。メイショウマンボは8人、去年のレッツゴードンキはたった1人でした。更に2010年代の勝ち馬6頭の内、桜花賞はマルセリーナ、アユサン、レッツゴードンキ、オークスはエリンコート、ヌーヴォレコルト、ミッキークイーンと半分の馬が重賞未勝利馬で、或る意味で「何でも有り」というレースですね。
 しかし、桜花賞は騎手の視点で見ると、去年も書きましたが、リピーターの多いレースで、リピーターの勝率34%。皐月賞、オークス、菊花賞は24〜5%、ダービーは3年連続リピーターが勝っているのに20%程度と、桜花賞が突出しています(算出方法はレースの施行回数から優勝騎手を引いた数を施行回数で割算しています)。
 次にリピート迄に要した期間が最長なのは、保田隆芳の12年('40年〜'52年)で、2位が田原成貴の8年('87年〜'95年)。圧倒的多数とも言うべき91%が6年以内に集中しています。今年騎乗する騎手で該当するのは、蛯名正義(ソルヴェイグ)と川田将雅(デンコウアンジュ)の2人のみ。この6年間2勝している岩田康誠が居ないのが残念ですね。田原成貴と同じ8年経過の小牧太も居ません。保田隆芳の12年に該当するのが、桜花賞5勝の武豊ですが、今年勝てないと、もう引退迄勝てないことになってしまいます。私はそれで構わないと思います。歴代2位の4勝騎手3人は全て引退して居り、現役2位の福永祐一岩田康誠は未だ2勝ですから、直ぐには抜かされることはないでしょう。

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