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2016/04/04 10:40
POGも終盤なので、ダービーを考察します〜2
では、9頭を消去法で消して行きますと、シンハライトは牝馬でまず除外。ハートレー、ドレッドノータスは共同通信杯、スプリングSで着外だったので除外。スマートオーディンも同様の理由で除外だったのですが、毎日杯勝ったので敗者復活。このサイトの須田鷹雄氏も前哨戦の惨敗からの巻き返しは厳しいと指摘していましたが、遡れば、'87年のメリーナイスが朝日杯を勝った後、スプリングSが9着、皐月賞が7着からダービーを4番人気で勝利したのが、例外的な事例です。ロジユニヴァースや'65年のキーストンの様に、皐月賞惨敗からダービー勝ちましたが、2頭共に弥生賞の勝ち馬という共通点が有ります。ハートレーは皐月賞回避する様ですが、ダービーは厳しいでしょうね。
次にサトノダイヤモンドの場合はローテーションに疑問。きさらぎ賞は嘗てのマーチス、タニノムーティエ、キタノカチドキの様な重賞実績馬が出るレースから、重賞未勝利馬の賞金加算レースに変質して居り、ダービーと両方勝ったのはタニノムーティエ、ヒカルイマイ、スペシャルウイーク、ネオユニヴァースの4頭のみ。10年以内のダービー馬できさらぎ賞出走馬はメイショウサムソンとオルフェーヴルの2頭のみで、双方共にスプリングSの勝ち馬。きさらぎ賞そのものが、ダービーと縁が薄くなっていますね。
そして、スプリングSの勝ち馬マウントロブソン。実況中継で佐藤哲三元騎手が「弥生賞と比べてレースレベルが落ちる」と語ってましたが、レースレベルも何も、スプリングSは関西馬にとっての出世レースで、スプリングSを勝った関東馬はその後パッとしません。クラシックホースは新しい順にロゴタイプ、ミホシンザン、ハイセイコー、ワイルドモア、メイズイ、ダイゴホマレ、ヒカルメイジ、キタノオーとなり、ダービー馬はメイズイ以降52年出て居りません。