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2015/10/04 21:57

結局、メデタシの巻(その2)

 SimpleVerseの勝利により,セントレジャーを勝った牝馬は42頭目なんですが、内21頭は今年のSimpleVerse同様にクラシック勝利はセントレジャーだけという馬で、私がセントレジャーに注目し出した1975年以降、Dunfermline、SunPrincess、OhSoSharp、UserFriendlyと全て春のクラシックホースばかりでして、無冠牝馬の勝利は1959年のCantelo以来56年振りとなります。
 私が競馬を見始めて間がない1970年にエリザベス女王杯の前身ビクトリアカップが創設されましたが、「牝馬に3000mの長丁場は可哀想」という競馬サークル内の意見が有りました。本場イギリスのセントレジャーのことを知ると、「何を言うとるか」と思わざるを得ません。人間の世界でも、'80年代になると増田明美さんをパイオニアとして女子マラソンが始まりましたが、医学的な理由から「持久力は男子より女子の方が優れている」と言われていました。人間とお馬さんを一緒には出来ませんが、日本とイギリスの歴史の違いなんでしょうね。菊花賞や春の天皇賞に牝馬が出る以前に、それらの距離短縮を主張する人がいる様では、日本では無理な話ですね。
 ところで、今日(10/4)凱旋門賞が有りますが、現在牝馬が4連勝中で、今年も牝馬が勝てば、'79年のThreeTroikasから'83年のAllAlongの5連勝に並ぶのですが、最近サイトでニュースになった日本に輸入された'72年の勝ち馬サンサンは19年振りの牝馬の勝利であり、'08年のZarkavaも15年振りという様に、間隔が開く時は結構開いています。セントレジャーも239回で42頭で、平均すれば6年弱で1頭、凱旋門賞の様な牝馬5連勝など無く、2連勝が複数回有るだけです。

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