今日はセントレジャー！目出度いな〜(壱)

　では、本題です。今年は凱旋門賞に日本調教馬は参戦しませんが、グリーンチャンネルは前哨戦から生中継するということは、来年以降の海外競馬の馬券発売を見据えたものと推測します。このサイトのコラムニストの合田直弘氏も凱旋門賞の注目前哨戦として、ロンシャンの3レースと愛チャンピオンSの4つを挙げられていましたが、これは飽くまでメジャー向けであって、マイナーな私は当然セントレジャーです。ソルティーシュガー並に｢今日はセントレジャー、目出度いな〜｣という訳です。
　セントレジャーと凱旋門賞を同一年制覇した馬は未だ嘗て唯の一頭も居ませんが、凱旋門賞を連覇したAllegedはセントレジャーをDunfermlineの2着してからのローテーションであり、去年のセントレジャー馬KingstonHillも凱旋門賞4着と頑張りました。凱旋門賞は｢地元フランス馬に有利な風が吹く｣という独特のレースであり、英愛の強豪が見せ場もなく馬群の中で終わるのは珍しく有りません。故に去年は3着のTaghroodaと併せて｢大健闘｣と言うべきでしょう。因みに英愛調教の牝馬も未だ嘗て唯の一頭も勝って居らず、外国調教の牝馬は'11年のDanedreamのみであって、｢三歳牝馬有利｣は飽くまで｢地元フランスの｣という修飾語が必要で、東アジアの日本の三歳牝馬がぶっつけで勝てるレースでは有りません。