鼻出血で窒息死って…

８月19日の浦和競馬11R芙蓉特別に出走していたヨアソビ（６歳牝馬）が、
３コーナー辺りで鼻出血発症、倒れて窒息死となったそうです…
逃げ馬が一週前の前走から殿負けし、今回もどんどん下がって行ったようでした…

何故、気付いてあげられなかったのでしょう…

レース中に鼻出血で窒息死って…
このニュースを知ったときに思わず絶句状態になりました…


鼻出血というのを知ったのはウオッカが死闘を繰り広げて勝利したジャパンカップ…

角居調教師も「鼻血を吹いて…」というような言葉を使っておられた気がします…

肺出血による鼻出血の恐ろしさを改めて思い知らされました…

発症したら一ヶ月の出走停止規定がある程で、
馬の肉体が悲鳴を挙げている状態であるということではないでしょうか…
再発もしやすいと聞き、ウオッカも三ヶ月休んだ後、ドバイのレースで発症しました…
休んだといっても調教はしていたのですから完治はしていなかったでしょう…
そしてレースでは100％以上の力を出して馬は走ります…

鼻出血で窒息死するとはあまりに壮絶過ぎ、
想像することも出来な程、苦しく辛く哀しい最期です…


ウオッカの娘、タニノアーバンシーも３歳の時に鼻出血を発症、
８ヶ月休養し、完治させ無事に復帰して強い競馬をしてくれました。

競走馬は本当に命がけで走っている…
そんな馬達が引退した後、
余生を命がけで守ってあげるのが競馬に関わる全ての人の義務だと思います…

頑張ったヨアソビのご冥福を心からお祈りいたします…



※オルフェーヴルの肺出血に関するコラムがありました…
一緒に骨折による予後不良のことなど、
聞きたくないけれど大事なことも語られています。

https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=23671