競輪
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2017/06/26 07:55
一つだけ腑に落ちない。
強いものが強さを見せつけた週末だった。ただ一つを除いて。
まずは体操。日本選手権・鉄棒の内村航平。
カッシーナからコールマンという、度肝を抜く組み合わせを含む離れ業５連発。年齢的に、もう限界かと思わせながら更に進化している。
これでなぜ鉄棒の金メダリストでないのか？正直オリンピックの決勝の選考基準を見直して欲しくなる。
次に大迫傑。陸上の日本選手権一万�値ゾ �勝ち時計28分35秒は平凡だが、ラスト千�辰両紊�りが２分34秒。
昨年のリオで27分台を出して以来の一万。しかも年明けに丸亀ハーフ、４月に初マラソン日本記録。
ロードで結果を出して来てのこれである。マラソンでこのスピードを使えたら…。
佐藤悠や上野らを一瞬で置き去りにする程のスパートを、全く表情を変えずに繰り出すあたり。彼は低迷する男子マラソンを救うかもしれない。
短距離のサニブラウン・ハキーム。百・二百と圧巻の二冠。
会場が長居だった事。桐生、ケンブリッジと共に絶好調だった事もあり、百の方は９秒台決着を期待したが、直前に降りだした雨に水を注された。
ただこの三人＋山縣の四人はいずれ９秒台を出してくるだろう。そしてその筆頭にサニブラウン。夏のロンドン・世界選手権。ファイナリストと９秒台、ダブルで期待出来そうである。
そして。キタサンブラック。彼だけが解せない。
エイシンヒカリがイスパーン賞を快勝し、プリンスオブウェールズで惨敗した時に似ている。
目に見えない疲れなのか。
スペシャルウイークがなす術なくグラスワンダーに屈した宝塚を思い出した。
何となく、巻き返しは難しく感じた。燃え尽きたような、嫌な負け方に見えた。
強いものは強い。彼だけが証明出来なかったのが寂しい。
- カッシーナ
- コールマン
- ハキーム
- ファイナリスト
- キタサンブラック
- エイシンヒカリ
- プリン
- グラスワンダー
