221件のひとこと日記があります。
2014/08/25 14:24
ゴールドシップを巡る旅【札幌記念編】 〜最終回 レース後〜
昨日撮影したシップの写真は以上です(^^)
おかげさまで、シップを間近で撮ることが出来ました☆
ちなみに、最後の3枚の写真は結構レアだと思いますので、ちょっと自慢します(笑)
この3枚は、表彰式等も全て終わった後、シップが札幌の滞在馬房の方に帰っていく様子です。ほとんどの方が気付いていませんでした。
もう一頭の芦毛馬は、おそらくホエールキャプチャだと思います♪
右に曲がった後、最後にシップの姿をしっかりと確認することが出来て、本当に嬉しかったです!
レースの結果は2着で、目の前でハープスターの表彰式が行われたため、シップファンとしては、正直すごく悔しかったです。(やけになって、TOKIOの長瀬さんと松岡さんを撮りまくりました(笑)でも、ザ!鉄腕!DASH!!をよく観ているので、TOKIO好きなんです(*^^)v)
しかし、ハープスターという馬は、本当にめちゃくちゃ強い馬ですね。
僕は今までのレースぶりを見て、「捲れない馬」だと思っていました。ですから、ハープよりも前でレースを進められるであろうシップは、今回は負けないだろうと正直考えていました。
トウケイヘイローが引っ張って、間違いなく淀みない流れになるであろう今回のレース、しかも、テンからの持続的なスピードが求められる2000mでは、シップがあれくらい出脚がつかなくて遅れるのは想定通りでした。
ただ、向こう正面あたりで、もう少しスーッと行けると踏んでいたので、少なくとも4コーナーでは、シップがハープの前にいるだろうと読んでいたのです。
それが、予想よりも更に速いペースとなって、シップがずっと離れた最後方におり、しかも、シップが残り1000mから捲って進撃を開始すると同時に、ハープも鮮やかに進出開始…
2頭で4コーナーを一気に捲っていく姿と観衆の盛り上がりは、ターフビジョンを見ているだけでも鳥肌が立ちましたが、4コーナーから直線を向いた瞬間、「これは届かない」と観念しました。
まるで、去年の凱旋門賞のトレヴのような競馬…
僕はステイゴールド産駒のファンですから、正直に申し上げて、「ディープインパクト産駒には負けたくない」という激しい対抗心を持っています。
特に、ハープスターに関しては、レッドリヴェールが桜花賞で負けた悔しさもありますしね。
でも、ハープは間違いなく強いです。
良馬場とはいえ、洋芝も難なくこなしましたし、本番も54.5キロで臨めるため切れ味が削がれにくいことを考えると、向こうの2400mさえこなせれば、本当に突き抜けちゃうかもしれません。3歳にして、完成度もかなり高いですしね(ここが、晩成のステイの血だと分が悪いところです)。
いずれにせよ、他の方の見立ても同じかとは思いますが、「凱旋門に挑む2頭が抜けていた」札幌記念だったと思います。2頭とも100%には仕上げていない状態でしたからね…“怪物が2頭いた”ということでしょう。
シップも、(これがおそらく陣営の真の狙いだと思いますが)本番よりも2ハロンも短い2000mの札幌記念、それもトウケイヘイローがハイペースを作ってくれた札幌記念を経験したことで、凱旋門賞ではきっと今までよりも出脚がつくと思います。
しかも、レースは日本と比べてゲートの出が遅く、スタート後は出していかない傾向の強い欧州競馬。出来れば最内か大外が欲しいところですが、今回の経験が生きれば、きっと先行出来るはず。
先行して、しぶとくしぶとく伸びるであろう、“人気薄”のゴールドシップ。
中団くらいで脚を溜め、爆発すれば世界最強クラスの末脚を持つジャスタウェイ。
後方から進め、ペースが速ければ直線勝負、遅ければ去年のトレヴのような競馬をするであろうハープスター。
今年は世界も相当手強いと思いますが、日本馬3頭もかなり強いと思います。
あとは、前哨戦を向こうで使わなかったことがどう出るか、どれだけ万全に近い体調で出られるか、そして、運があるかどうかでしょう。
最後になりましたが、そんな大舞台に挑むシップを函館&札幌で見ることが出来、フランスに送り出せたことを、ファンとして本当に嬉しく思います☆
この夏、シップは自分にとって、かけがえのない馬になりました。
以上で、「ゴールドシップを巡る旅」を完結します。
最後までご覧頂き、ありがとうございました(*^^*)
※遅くなってしまいましたが、各回にちょっとしたコメントを入れました♪
もしお時間がございましたら、是非ご覧下さい(^^)v
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>ミハルカスさん
そうなんです。このシーンは、ファンとして負けて悔しさはあったんですけど、シップの強烈なプライドの表れのような気もして、ちょっと嬉しくなりました。さすがはゴールドシップ、と(*^^*)
一昨年、昨年とオルフェーヴルが2度の2着と強烈なアピールをしたので、ステイゴールドはしっかり認知されていると思います。
ただ、シップはオルよりもだいぶ小さな牧場で生まれているので、同じ血統でもまた違ったドラマがありますよね☆
シップが勝って、出口牧場とか吉澤ステーブルあたりが世界で有名になると嬉しいですね~! -
>エミパンさん
いいね!ありがとうございます(^^) -
>へーくちさん
いいね!ありがとうございます(^o^) -
>みゆきさん
いいね!ありがとうございます♪ -
エミパンさんがいいね!と言っています。
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ミハルカスさん
いいね♪二着の場所に入りたがりませんでしたね。後ずさりしてそこで下馬させてました。シップちょっと悔しかったのかな…凱旋門ではステイの個人牧場産として海外に知ってもらいたいね。
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へーくちさんがいいね!と言っています。
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みゆきさんがいいね!と言っています。
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を欠かないタイプですから、「逃げても良い」くらいの気持ちでスーッと行かせることが出来る点。枠にもよりますが、僕はペースメーカーの直後の位置が取れると信じています☆
そうなんです!
今年の相手は強敵ばかりで正直恐いですが、「相手が強いときに燃える、弱いと簡単に取りこぼす」がステイの血ですから(笑)、ある意味良い条件なのかな?とも思ったりします。
でも、そのためにもまずは無事に輸送し、無事にゲートインを迎えてほしいですね(^^)
ビッグレースとなると、有馬、天皇賞春、宝塚あたりになりそうですものね!
ウィナーズサークルは本当に良いです。地下馬道を通さない函館&札幌は特に素晴らしいですね♪ -
>すみれさん
それは良かったです♪
近年の天皇賞秋とジャパンカップもそうですが、たった400メートルだけでレースのペースはだいぶ変わっていますよね。
(だからこそ、普通はそう考えないと思いますが、僕はスローの瞬発力勝負になりやすいジャパンカップよりも、ハイペースで流れて底力勝負になりやすい天皇賞秋の方がシップに向いていると思っています。なので、去年、京都大賞典を選んで天皇賞を避けたときは本当に残念でした…)
今年の札幌記念はトウケイヘイローが序盤から飛ばしたのでハイペースの底力勝負になりましたし、一方、凱旋門賞はフォルスストレートまではスローの可能性が高いので(馬場が重いので、スローでありながら底力勝負になりますが)、ペースがまるで違うと思います。
賢いシップは今回のレースのペースに慣れたと思いますから、本番は周りの馬が遅く感じるはずです。シップの一番良いところは、何と言っても折り合い