弥生賞、中日新聞杯

３月４日の日曜日は中山で弥生賞が、新装の中京で中日新聞杯が行われました。

まずは弥生賞から。
１番人気は２戦２勝のディープインパクト産駆アダムスピーク、
２番人気は前走が好内容だったステイゴールド産駆フェノーメノでした。
前者は２戦目でラジオNIKKEI杯2歳Sを制したのがアグネスタキオン以来であったこと、
また、後者は前走で楽に退けた相手が共同通信杯で好走していた点も人気に貢献したのではないでしょうか。
しかし、レースを制したのは９番人気のロージズインメイ産駆コスモオオゾラ。
人気２頭は共に掲示板を外す結果となりました。
勝ち馬は前目の位置でスムーズに流れに乗り、重めの馬場を力強く伸びましたね。
２着には同じく前々から競馬を進めたトリップが、
３着にはアーデントが入って皐月賞への優先出走権を獲得。
馬場やコース適性の大きさも再認識させられたレースになりました。

続いて中日新聞杯について。
３月３日の土曜日に初日を迎えた「新装」中京競馬場における
初重賞レースとなった中日新聞杯は、６番人気の７歳馬スマートギアが待望の重賞初制覇を飾りました。
後方一気を身上としていましたが、前走より中段からの競馬もこなせるところを見せ
あと一歩届かなかった重賞タイトルの奪取に成功。
今後も重賞戦線での活躍を見たいですね。

今週は４つの重賞レースがありましたが、
勝ち馬の父はそれぞれファルブラヴ、オレハマッテルゼ、ロージズインメイ、マーベラスサンデーという渋さ。
バリエーションがあって楽しかったです。