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2012/03/27 12:04
日経賞、毎日杯
更新が遅れまして申し訳ありません。
まずは土曜日に行われた2つの重賞レースの回顧から。
両レースとも、これからの競馬界を担う可能性のある新興勢力達が鎬を削りました。
[毎日杯]
阪神で行われた毎日杯には、皐月賞だけではなくNHKマイルC
またその先にあるダービーを見据えて素質馬達が出走しました。
過去には、クロフネ、キングカメハメハ、ディープスカイなどが
その輝かしい未来を予感させた出世レース、
今年その栄光を勝ち取ったのはヒストリカルでしたね。
おじさんの星と呼ばれ、天皇賞秋やマイルCSを制したカンパニーの弟として
将来が期待されていた馬がここで大きな一歩を踏み出しました。
届かないような位置から大外一閃差し切った豪脚は素晴らしいものがありました。
2着にはデビュー2連勝の勢いそのまま出走してきたマウントシャスタ。
敗れたとはいえ、このキャリアでの好走はお見事。
本馬の全兄にはダート戦線で活躍中のボレアスがいます。
3着には共同通信杯でも3着に入っていたスピルバーグ。
前走では1番人気に推された条件戦で4着でしたが
ここで再びその素質を見せてくれました。
スピルバーグの後ろは5馬身の差があり、ここまでで一応のラインでしょうか。
[日経賞]
中山で行われたのは天皇賞へのステップレース日経賞。
勝ったのは華麗な逃走劇を見せたネコパンチでしたニャ〜。
今後、彼がどのくらい活躍できるかは置いておいて話題性のある
レース結果となったのは良かったのではないでしょうか(馬券を買ってない者の戯言)。
本馬の父はニューイングランド。
かつて白井厩舎に所属し、デビュー戦を飾った際には
スペシャルウィークの再来と言われた素質馬でした。
大きなタイトルは取れなかったものの、その成績表を見ていただけると
順調に競走生活が送れれば、と感じていただけるのではないでしょうか。
種牡馬としても、大きなバックアップが無い中で結果を出しており
彼の持つ素質の高さを証明しています。
2着にはウインバリアシオン、3着には断然の1番人気に推されたルーラーシップ。
G1戦線でも上位人気になるであろう2頭が強烈な猫パンチの前に敗れ去りました。
しかし、両馬ともその実力の高さは既に証明しており
本番での巻き返しに注意したいところですね。