高松宮記念、マーチS

[高松宮記念]
新装中京競馬場で行われる初めてのG1となった高松宮記念は、
スプリント界の女王カレンチャンと重賞2勝を含む5連勝で駆け上がってきたロードカナロアが激突。
この見応えのある対決はカレンチャンに軍配。
直線に坂が追加されタフになった（と思われる）コースを
ものともせず強気に攻めて最後まで凌ぎ切りました。
これぞG1を勝ち切る力だと言わんばかりの粘り腰でしたね。
今後もスプリント戦線を引っ張っていき、無事に繁殖入りして欲しいと願っています。
2着には長く短距離戦線で戦ってきたサンカルロ。
遂に戴冠かと思えるシーンもありましたがあと一歩届かず涙を飲みました。
3着に、1番人気に推されたロードカナロア。
1番枠からロスなくレースを進めましたが、頂点を極めるには
もう一段力強さが必要でしょうか。
この一戦から何を学びとれるかで今後の活躍が大きく左右されます、頑張って欲しいですね。

[マーチS]
高齢馬が頑張る印象のあるダート界、
このレースにおいても若い4歳の人気馬が高い壁に跳ね返されました。
勝ち馬はサイレントメロディ。
デビュー前から素質を買われ、POGなどで人気になっていましたが
予想された芝ではなく砂の上で輝いてみせました。
なお、2着には最低人気のメイショウタメトモ、
3着にも中穴といえるバーディバーディが入ったこともあり
3連単で200万円を超える大荒れのレースとなりました。
ダート界のトップはドバイでの快走が期待される
トランセンドとスマートファルコンでありその非常に高い壁に
立ち向かえる新星の登場が待たれます。


余談ですが今週行われる大阪杯は待ちに待ったレース。
トーセンジョーダン、ローズキングダム、フェデラリストなどの
注目馬が集いました。
私の大好きなアーネストリーも出走予定。
昨年もハイレベルな一戦が繰り広げられましたが、
今年も期待しています。