競輪
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2022/06/27 16:27
柏木集保の予想から学ぶべきこと〜宝塚記念！��
どうしてタイトルホルダーを軽視するのか？
タイトルホルダーの持久力を無視軽視した無能な競馬マスコミ人から学ぶことは多い。
消耗戦、持久力で勝つ競馬は、馬のスピードとスタミナ次第の競馬である。そこには信頼できる騎手、人の関与が少ないというのが大きな理由だ。
脚を溜めて、直線で末脚を爆発させるというパフォーマンスには必ず騎手が馬の行き脚を制御して折り合いをつけて直線で爆発させる作業がつきまとう。行く気をコントロールしたり、道中で馬群を捌いたり、といった騎手の関与である。
つまり番手から後ろで脚を溜める競馬には多くの人（騎手）の関与が存在する。
それに対して逃げる競馬は、馬の行く気、馬のリズムを大切にする、馬主導の騎乗である。人が制御する作業は相対的に少ない。つまりは人の制御よりも、馬の行く気、スピードとスタミナ能力の占める割合が多い騎乗方法である。
そこには、不確定要素が多いギャンブルにおいて騎手（人間）は数少ない確定要素だという思考停止がある。
人＜馬の能力が占める割合が多い競馬をする逃げ馬よりも騎手（人）の関与が多い競馬をする先行差し馬の評価が高くなるわけである。
同時にそこには、人（騎手）なら自ずと馬を制御できるという思考停止も存在する。
これは現役時代最後方から必ず末脚を爆発させて無双したディープインパクトの呪縛といっていい。
脚を溜めれば必ず鞍上のゴーサインに反応して末脚を爆発させてくれる安心感。
但し馬群を捌く機動力、絶対的な末脚などハードルは相当高いのが現実だ。
今回番手先行策で中距離G1を制覇したタイトルホルダーに驚いた勢。
番手では結果を出していない馬、逃げないとダメ、ハイペースの逃げは無理という予想だった。
全て杞憂だった。
まず逃げなくても番手でも折り合いつけて脚を溜めることができたこと、そしてハイペースでも追走できたことは何を意味するのか。
それは、騎手（人）の関与が多い競馬でハイペースでスピードとスタミナを証明して勝ったということである。
このまま無事に現役生活を終えることができるとすれば、もはやこの馬に死角はない。
無敵かもしれない。
- タイトルホルダー
- ディープインパクト
- ゴーサイン
