ローズS考察〜アールドヴィーヴル

昨年のリアアメリアのローズSの走破時計1:59.9。
前日同競馬場で行われたケフェウスS（OP）1:58.7（勝ち馬はトリコロールブルー）。
同じ競馬場で同じ距離で馬場差もほぼ同じ。
ローズSが1000ｍ通過60秒9のスローに対して、前日のケフェウスSが59秒6のミドル。

ローズSの走破時計は前半1000m通過タイム差1秒3がほぼ、そのまま反映された時計といえる。

上り4ハロン
ケフェウスS：11.8 12.0 12.0 12.3
ローズS：12.1　11.6　11.3　11.6

簡単に言えば消耗戦と用意ドンの瞬発力勝負の違いだが、OPとG2の走破時計の差がペース差のみというのは低レベル戦の証拠ではなかろうか。
そこには、ペース差以外に特筆すべき馬の能力がないということだからだ。

リアアメリアは、その後秋華賞で凡走。
その後重賞を勝てていない。

明日のローズS。
今日よりも馬場は回復するだろう。
今日アラタのケフェウスSの勝ち時計よりも断然速い決着になることは大前提。
アールドヴィーヴルには、ペース云々以上に怪物ぶりをみせてほしい。