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2021/03/05 23:23

メイケイエールの武英智厩舎の思惑を邪推

今週のメイケイエールの最終追切り

折り合いが課題と言っておきながらメイケイエールを2馬身先行させて2頭が後方から追走する形。
馬群の中で折り合いをつけることに終始していたこれまでとは一変。
これはチューリップ賞逃げるのか?

ところが、インタビューでは、
「スタートはゆっくりと出して、何なら道中はポツンと最後方でもいいと考えているんです。普段は豊さんに指示をすることなんてないんですが、今回ばかりは後ろからの競馬をオーダーしようかと思いますし、豊さんも同じ考えでいてくれると思うんです」

先行させた最終追切りは何だったのか?

ここからは邪推だ。
おそらく桜花賞の切符をすでに手に入れているメイケイエールにとって、桜花賞が最終目標。
だとすると、馬群に入れて馬に我慢をさせる競馬をさせるチャンスはチューリップ賞のみ。

そこを最大限に活かす。
チューリップ賞で馬群で折合いをつけれれば幸い、折り合いを欠いてかかってしまっても桜花賞でもう一度チャンスはあるわけだ。
さらに言えば、チューリップ賞で折合いを欠いて負けた場合この馬の評価は下がる。
評価が下がった状態で桜花賞に挑むわけである。

そして桜花賞でどういう競馬をするか。。。
そこで逃げるわけである。
チューリップ賞で折り合いを欠いた馬が逃げたら、他の陣営はどう思うか。
「絶対止まるから行かせとけ」

軽視される馬の逃げほど恐ろしいものはない。

チューリップ賞最終追切りで馬を先行させて2頭を追走させた形の追切りはこの馬がどれだけ先行させれば折り合いを欠くかを見るための予行練習。桜花賞前に同じ追切りをやれば手の内を晒すから前哨戦で確認したかったのだろう。

そしてチューリップ賞前哨戦で「折り合いがポイント」と強調しすぎるほどのコメント。
もうすでに武英智調教師の戦略プランとして「折り合い」を課題とするのは、ほどほどで、それよりもスムーズな競馬を試したい、それで勝つにはどうすればいいかという計画があるとしたら、チューリップ賞で後方待機、本番桜花賞で逃げる、と考える可能性も十分ある。
だとしたら相当な策士だね。

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