矢作芳人のフェブラリーS制覇後のもしもし東です！

BSイレブン競馬中継より、
東「今のお気持ちをお聞かせください。」
矢作芳人「結構自信はあったんですよね〜今回はいいだろうと思っていただけにいつも以上に緊張しました。」
東「有馬記念、ホープフルS　フェブラリーSとG1機会3回連続制覇を達成しましたが、思いはいかがですか？」
矢作「スタッフが頑張ってくれてる、人使いが荒い調教師なんでｗ頑張ってくれるスタッフにとにかく感謝したいです。」
東「今回自信があったということですが、前走根岸Sを6，7分の出来で勝ったとおっしゃってましたが、まあ休み明けの部分、ゲートの出が悪かった点など改善部分もあったと思いますが、そこらへんのゲートの改善にむけてやってきたことなどあったんでしょうか？」
矢作「ゲートに関してはもちろん練習しましたし、大丈夫だろうなと思っていました。今日は、ただ隣の地方馬（モジアナ）が仲の悪い馬だったのでそれが心配だったんですけど、それも杞憂に終わってスタート出た時点で良し！と思いました。」
東「矢作厩舎なんで中2週のローテなど全然驚かないんですが、そこはしっかりケア、疲れをとるところから始めたんですか？」
矢作「そうですね、だいたい半分半分にわけて、中2週ぐらいですから3週間ですから10日間くらいは疲れをとることに専念して、そこから上げていったというとこです。」
東「そういう意味では前走良馬場で好タイムで勝ちましたが反動というものもなく？」
矢作「全然というか、普通に疲れはありましたけど特に大きな問題もなくやはり状態は上がってるなと感じていました。」
東「なるほど。先生あの〜思い起こせばキーンランドセールでこの馬と出会って、最初は調べると股関節や喉の問題があったんですが、リスク高いが馬体の良さが上回ったということで購入して、そこからじっくり調整されて、G1安田記念芝勝ちました、またそこからダートのほうでG1勝たれたということで。またモズアスコットに対する思いというか、一塩ではないですか？」
矢作「あいかわらず東さん詳しいですねｗよく勉強なされている。感謝します。あのほんとに僕を気持ちよくさせてくれる馬なんです。連闘でG1勝ってくれましたし、初ダートで結果だしてくれましたし、ほんとに感謝してもしきれないくらい素晴らしい馬だと思います。」
東「あの〜フランケル産駒モズアスコット、歳重ねて気性の激しさ、強さというのはどう変わりました？そこまで今おとなしくなっていませんか？」
矢作「今日でも馬場入りは先出で中々馬場入りは大変な馬なんですけど、今日は割とスムーズなほうだったんです。やはり歳を重ねて少しずつですけど常識にかかるようになってきたと思います。」
東「あの〜前を掻き込むパワフルな掻き込み、今日直線見ててもものすごさを感じたんですが。やはりパワー型というか、パワーがどんどんついてきてるんでしょうか？」
矢作「そういう風に馬体も変化してきていると感じていたのでダートという選択をしました。」
東「レース前、今回正攻法の競馬で好位中団から力の違いを見せつけるような競馬を見せたいとおっしゃてましたが、まさしく有言実行その通りの勝ちっぷりでした。直線の弾け方がものすごかったですね。」
矢作「ジョッキーも素晴らしいですね。ほんとに完璧な騎乗だったと思います。」
東「ルメールジョッキー、フェブラリーS初勝利ということで何かレース後は会話は交わしましたか？」
矢作「お互い自信あったよねっていう話をしたら、クリストフも自信あったようで、それよりもダートに使ってくれてありがとう、と言ってました。」
東「次走のことを聴きたいんですが、豪州のドンカスターマイル（芝）という話を聴いたんですが。。」
矢作「先ほどオーナーサイドと確認しましたら、予定どおりドンカスターマイルに行きたいということでした。来月初めから東京競馬場で検疫に入る予定です。」
東「矢作先生の思いとしては、やはり二刀流でやっていくという？」
矢作「そうですね！やはり距離的には限界がありますんでダートのマイルという選択肢は限られてきますんで芝も適鞍があればどんどん使っていくという考えです。」

モズアスコットに関する考えもとより、馬への考え方がよくわかるインタビューでした。
記録。