柏木集保という予想の役割

レッドヴェイロンを推していた自分も同罪。
まず、柏木の思考回路が競馬ファンの大多数を代表していることは指摘せねばなるまい。
本命は、常に走破タイム血統など大雑把にわかりやすく説明がつく馬であり、更に言えばお金を払うに足る理由が明確な馬。競馬新聞社記者という職業柄、大多数が納得できる論陣を張ることが仕事であり、そうやって生きてきたんだからしょうがない。
問題は、わかりやすく説明がつく馬はみんな買うので配当妙味がなくなり、大金を投じないかぎりリターンが得られない、リスク大を誘発する役割、結果売り上げ増の効果を果たしているということである。その大前提として競馬が、ストーリー性を魅力としていることが大きく寄与している。あの父の子、母の子、こんな走破タイムで走った馬はいない、、等々。そのようなストーリー性をもった馬は説明がつきやすい、むしろ説明いらずで買いたくなる場合でさえある。
いずれにしても柏木集保の予想は胴元JRAの競馬の広告宣伝には必要不可欠な営業要員なわけである。

現段階では、柏木集保の予想の役割とは、『柏木氏の予想が人気馬でかつ、的中しない限り、それはリスク大誘発して売り上げ増を果たすJRAの営業要員でしかない。』ということになる。

今後も柏木集保の本命がJRAの売り上げ増に寄与してるだけの人気馬かどうかの判断を常に迫られるだろう。

レッドヴェイロンの掲示板に有用なデータが高速回転寿司さんが挙げていたね

ちなみに、今年の柏木先生の◎の成績は以下の通りです。

着順：0-1-1-11
勝率：0%、連対率：7.7%、複勝率：15.4%
平均人気：3.4、平均着順：7.0
単勝回収率：0%、複勝回収率：27.7%

記録する価値大。