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2020/01/14 00:11
レシステンシア・スマイルカナ〜過小評価される逃げ馬について
好位中団で折り合いをつけて、直線で末脚を爆発させる競馬を学習させるのが2歳戦のみならず競馬の教科書。
この教科書通りでない走りをする馬は何らかの事情を抱えているということになるのだが。
他馬を怖がったり、気にして後ろからしか走れないとか、走る気を抑えきれず全力で逃げてしまうとか。
そういう脚質は人間の支配から逸脱した走りとして軽視されがちである。
とりわけ2歳戦からクラシック路線では、逃げて勝ってきた馬の2戦目3戦目は軽視されることが多い。
折り合いをつけて上がり最速の脚を繰り出す差し馬の餌食になると軽視されてね。
レシステンシア、スマイルカナはそういう大多数の想像を超えた。
逃げ馬は差し馬の餌食になるという大多数の予想を。
競馬は大多数が等しく負けるという大前提。
大多数と同じ考え、人気を買っていたら必ず収支はマイナスになるということを、この3日間開催シンザン記念とフェアリーSでとりわけ学んだわ。