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2019/04/11 22:04

日本競馬独特の風景。。

経済格差が世界的問題になって久しいが、日本競馬を歴史を塗り替えた、もしくは塗り替える可能性がある馬が広く一般に売りに出されていることは日本独特の風景であろう。

アーモンドアイグランアレグリアサートゥルナーリアのことである。
これらの名馬は全て一口で出資者を募った馬である。

確かに一口馬主なぞお金持ちの戯れであるから、所詮庶民とは無縁ということができる。
しかし欧米の名馬、エネイブルやウィンクスなどが個人馬主、中東の王族に独占されている現実に比べれば経済的民主化の度合いは遥かに日本が進んでおり、日本社会のほうが夢があると思うんだが。

いわば民主化され日本の市場経済の力によって生み出された中間層が一口馬主というシステムを通じて強い馬の生産を支えている、需要と供給を支えているわけである。
世界的には格差拡大の流れは広がるばかり。日本社会の経済格差もその流れの中にあることは否定できない。
ただ、中間層でも手の届く可処分所得の範囲で世界に挑戦できる競走馬を所有することができる一口出資の競走馬が世界で戦えるという夢は日本固有の夢。

経済的に民主化された日本社会の力が日本の競馬を支えている。
その馬が経済格差の頂点にある欧米や中東の富の独占者達の馬を負かす。。少しマルクス主義的発想であるがw

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