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2019/02/08 18:12

福永祐一のインディチャンプの重賞回顧が素晴らしい。

今週のトレセンまるごと情報局福永祐一騎手の重賞回顧が素晴らしかった。
全ての馬の評価の参考になる価値観が見え隠れしてこれはぜひ参考にしたい。

東京新聞杯を勝ったインディチャンプについて以下インタビュー内容を文字に起こすと。
まずは今の気持ちを
福永「昨年夏に乗せてもらってからずっとまあ期待してた馬なんですけど、まあ期待通り、期待以上の活躍を見せてくれているんでね嬉しく思ってます。」(神妙な顔で笑顔なし)
では早速レースの方を振り返って下さい(iPadで見ながら説明)
福永「ゲート内の駐立はいつもできない、じっとしてる馬じゃないんですけど今までは上手く出れてたんですけどね、タイミングが悪くて出遅れてしまった。レースはスローペースを予想していたが想像以上の速い流れになった。出来れば前の方で競馬出来ればと思ってたんですけど後ろになってしまった。スタートしてから300mぐらいのところで促して出して乗せていってタワーオブロンドンの後ろにつけることができた。今までのこの馬だったら促した分力んでムキになっていたがリラックスしてた。そこが成長の証でしょうね。」
直線入ってからの手応えいかがでしたか?
福永「最初最内ずっと空いてたんで行こうと思ったらロジが寄ってきたので少し外に切り替えたんですけど、前がビタッと止まったんで早めに先頭に立つ形になってしまって、案の定やっぱり若干気を抜く面を見せていました。」
そういう面を見せながらの完勝だったんですね。
福永「そうですね着差はそんなにないですけど最後まである程度余裕はありました。」
じゃちょっとスタートは良くなかったですけどタワーオブロンドンの後ろの位置を取れた時点でマイナスというのはほぼ無くなっていたということですね。
福永「いや無くなんないすよw あのレースに関しては。だから今後の課題ですよね。スタートは練習して、ゲート内の駐立、もうちょっとおとなしくすれば、まあそこは練習すれば改善されるところだと思いますし。」
逆にいうとそこが解消されれば春の大一番東京マイルでも十分いけるということですね。
福永「今後G1目標にローテーション組まれていくと思うんですけど、ステップレースもそうですけど重賞勝ったことで使えるレースが限られてくるんで、ということは相手もG1目標の馬、有力馬がずっと相手になってくると思うんで、そういった馬達を相手にする上で、例えば出遅れ癖があるとか懸かり癖があるとか先頭立ったらやめてしまうとか、そういったマイナスがある中で勝つことは難しくなるわけで、まG1になれば早めに先頭に立つっていうのは中々難しくなってくるんで少なくなるんで、むしろこの馬にとってはその点の心配は要らなくなる、クラスが上がって逆に心配要らなくなるのはそういうとこですね。G3でも早め先頭に立つのは難しいと思っていたんですがそこは期待値以上という結果ですね。だからゲートの駐立、スタートを改善していけば十分G1のタイトルにも届く馬だと思います。」
改善というのは調教で行うものなんですか、それともレースで経験させていくものですか。
福永「スタートなんかは調教だと思いますねー。ま折り合い面なんかはだいぶつくようになりましたから、はい。」
ではさらに改善されて無事大一番を迎えることを祈っております。
福永「はいありがとうございました!」

インディチャンプという強い馬の弱点を見事に説明している点が素晴らしい。
戦前鞍上としてはいろいろ言われたが馬の分析に関しては一流。

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