昨日の大勝負

菊花賞のオルフェーヴル！
の複勝。笑
実力は歴史的名馬級だと思ってましたが、折り合いに不安を残し、またアドマイヤジャパンやクィーンスプマンテ、イングランディーレなどのイメージが脳裏をよぎったこともあり単勝にぶちこむ勇気はありませんでした。
まじでチキンです。
でも、そういう買い方だから勝ち続けることができるんだろうとも思います。
ボロ勝ちはしませんけどね。

オルフェーヴル＆池添騎手、関係者の方々、そして応援していたファンの皆さん。
本当におめでとうございます。
スタートしてしばらくディープインパクトのように掛かりっぱなしでしたが、２周目に入ってほぼ完璧に折り合いましたね。ディープもそうでしたが、１周目をゴールと勘違いしていたとしか思えません。笑
とはいえ最初の1000ｍのロスは相当に大きく、更に良馬場発表とはいえ前日の雨で通常より力の要る馬場だったはずで、筋金入りのステイヤーでもない限り勝つのは難しいだろうと正直思いました。

しかし、いざ直線を向いてみれば何事もなかったかのような独走でしたね。
しかもレコードに迫る好時計勝ち。更に言えば最後は流していました。
凄い、素晴らしいとしか言いようがありません。
決して無敗のエリートではありませんが、激しい気性を矯正するべく主戦の池添騎手と陣営が必死に努力を続けてきた、その絆が生んだスーパーホース。
史上７頭目の三冠馬に相応しい、歴史的名馬です。

ディープの時の「日本近代競馬の結晶」には正直違和感がありました。
95年以降、長きに渡ってＳＳ産駒が猛威を振るっていたとは言え、ディープの血統表には日本産馬の名前が１頭も出てこない。
ですがオルフェーヴルの血統表には、言うまでもなく日本競馬の歴史がぎっしり詰まっています。
この馬こそ真の「日本近代競馬の結晶」ではないでしょうか。
（以前、ルーラーシップとかブエナビスタにも同じこと言った気がするけど…笑）

今日は本当に楽しかったし、嬉しかった。ありがとう
これからも怪我には気をつけて、順調にいってくれることを願ってます。
そして来年は世界の度肝を抜いてやってください。