角田輝厩舎は、名馬再生工場？？？

★角田輝厩舎卒業生が阪急杯を制覇

2月26日(日)に阪神競馬場で行われた阪急杯(ＧIII・芝1400m)を制したのはマジンプロスパー。どこかで聞いたことのある名前だと思っていたら、名古屋けいばの公式ホームページの記事を見て思い出しましたΣ(ﾟДﾟ)

この仔、2010年の秋ごろに「地方出戻り」を目指して名古屋・角田輝厩舎に転入していたんですよね!!!角田輝厩舎は当時アドマイヤコスモスも預かっており、「地方出戻り」を成功させた馬から立て続けに２頭も重賞馬が出てくれて嬉しいです!!!

“アドマイヤ”の近藤利一氏、その妻・近藤英子氏は以前から角田輝厩舎を贔屓にして下さっており、その関係で親交のある佐々木主浩氏も角田輝厩舎に「地方出戻り」を目指す馬を預けてくれています。

先日もクイーンＣを制したヴィルシーナの半兄であるファルスターが転入緒戦を素晴らしい内容で飾っており、この仔にも「地方出戻り」後の活躍が期待されます!!!

こういったニュースをキッカケに名古屋競馬場についてたくさんの人が知ってくれるといいな・・・


★重賞２連勝のフェデラリストも！？

阪急杯と同日に中山競馬場で行われた中山記念(ＧII・芝1800m)を制したフェデラリストも、マジンプロスパーと同様に「地方出戻り」から大成功した１頭。

もともと弱いところがあり栗東・松田國厩舎所属時に１戦しかできないまま３歳を終えて、４歳時に船橋・出川克己厩舎、兵庫・田中道夫厩舎で１勝づつをあげて、美浦・田中剛厩舎へ再転入。その後の活躍は皆さんご存知のとおりです。

悔しいけど地方競馬にはこういう馬をじっくり立て直すのも一つの役割なんですよね。この現状を「地方は中央の下請け」と揶揄する人もいるようですが、角田輝厩舎には「再生のプロ」としての地位を築いて欲しいし、こういったニュースがキッカケで所有馬を角田輝厩舎に預けてくれる馬主さんが増えるといいな・・・

そう言えば、フェデラリストのお兄ちゃんマンボパートナーも一時期、東海公営に籍を置いていましたよね。転入してきた時は大興奮したけど泣かず飛ばずだったんだよなぁ(笑)