491件のひとこと日記があります。
2012/04/08 15:41
柴田直樹騎手が引退。
★騎手不足問題だけでは済まない深刻な問題
netkeiba.comで毎週水曜日に更新される浅野靖典さんの「地方競馬に突撃しよう」というコラム。毎週楽しみに読ませてもらっています。
さて4月4日(水)のコラムの内容は「福山競馬場の騎手不足」について書かれていましたが、東海公営にとっても騎手不足は深刻な問題なのです。
笠松競馬場の所属騎手の人数は、福山競馬場と同じ15名。名古屋競馬場の所属騎手は23名いますが、安部幸夫、山本茜騎手、吉田稔騎手の3名が遠征中で、岡部誠騎手、持原大志騎手の2名が落馬負傷のため戦線離脱。
そして明日から始まる「東海桜花賞(SPI)シリーズ」を最後に柴田直樹騎手が廃業するということで、次の開催からは名古屋競馬場で騎乗できる所属騎手は17名となります。
年々減り続けて行く名古屋競馬(地方競馬)の関係者。この先、どうなってしまうのでしょう???
★名古屋競馬騎手一覧 (23名)
安部幸夫 ←遠征
今井貴大
宇都英樹
大畑雅章
岡部 誠 ←怪我
尾崎章夫
小山信行
柿原 翔
加藤利征
兒島真二
柴田直樹 ←廃業
竹下 太
戸部尚実
友森翔太郎
丹羽克輝
阪野 学
藤原良一
丸野勝虎
丸山真一
持原大志 ←怪我
山本 茜 ←遠征
横井将人
吉田 稔 ←遠征
★柴田直樹騎手、お疲れ様でした
柴田直樹騎手は、弥富トレーニングセンターがある弥富市のすぐ近くの愛知県海部郡生まれの35歳。
「名古屋競馬の未来を考える会」のホームページにもメッセージを載せてくれていましたし、本当に名古屋競馬の存続を願っていた柴田直樹騎手が廃業を決意したというのは相当深刻な問題だと思います。
今後はサラリーマンになるとのこと。家庭を支えていかなければならない立場として、何も変わらない主催者の元、薄給で命がけの仕事を続けて行くのは厳しいよね(´;ω;`)
「東海桜花賞(SPI)シリーズ」では怪我なくラストランを飾って欲しいです!!!今までお疲れ様でした!!!
-
shingoさん
>marvellさん
最近、東海公営の調教師・騎手免許を取得しようとする人はいません・・・
あの角田輝也厩舎ですら一時期ハローワークに求人情報を載せていたくらいですからね(´・ω・`)
騎手・調教師・厩務員が職業として成り立たなくなっている状況では、名古屋競馬の未来も・・・ -
marvellさん
本当に大変な問題がたくさんありますね。
調教師免許を取得する騎手も先が見えないだけに年々減少しているようですね。
そう考えると騎手を何歳まで続けて、引退後はどうしようかと考えた時に、家族のため・生活のためと思うのは無理も無い事。
関係者の方も引き止めたくても引きとめられない状況だと思います。
柴田騎手も名古屋競馬の未来を考える立場、辛い決断だったでしょうね。。
危険を伴う職業、せめて余計な心配をせずに騎乗調教に集中できる環境が整っていれば、といつも思います。。